機関誌「精神保健福祉」

通巻124号 Vol.52 No.1(2021年1月25日発行)


目次

[巻頭言]
全WEB及び誌上開催の学術集会が無事終了!全国大会は来年北海道でお待ちしております!!/佐々木 寛

[特集]第19回日本精神保健福祉士学会学術集会報告集

分科会1 ミクロ・メゾ・マクロ実践
分科会2 調査研究で明らかにする
分科会3 子ども・家庭・若者支援
分科会4 人材育成・スーパービジョン
分科会5 委員会・プロジェクトの取り組み
分科会6 実践から見えるもの
分科会7 支援事例に学ぶ
分科会8 司法精神保健福祉
分科会9 自殺対策
分科会10 専門職としての継続教育
分科会11 医療機関の取り組み
分科会12 「働く」を考える
ポスターセッション

・投稿要項


巻頭言

WEB及び誌上開催の学術集会が無事終了!全国大会は来年北海道でお待ちしております!!

第19回日本精神保健福祉士学会学術集会 全国大会・学術集会長 佐々木 寛

 2020(令和2)年9月11日(金)〜30日(水)に本協会初めてWEB及び誌上開催での第19回日本精神保健福祉士学会学術集会が無事終了しました。

 ご存じのように本来であれば同時期に開催予定でありました北海道での全国大会は日本だけでなく全世界に影響を及ぼしている新型コロナウイルス感染症の影響で1年延期となりましたが学術集会は新しい開催方式のWEBと誌上開催の運びとなりました。

 当初、新型コロナの情報が聞かれはじめたころ(まだ北海道開催も準備していたころ)準備側としてははたしてそのような情報の中、発表者の方々は例年のように応募していただけるのかどうかとの心配がありましたが、ふたを開けると全国多くの皆さまから演題等の申し込みをいただき、とてもうれしく感謝の気持ちとなりました(さらに感染症の影響でオリンピックも延期となり、全国大会も各方面の皆さまにご尽力いただき1年延期となりました)。

 その後、学術集会がWEB及び誌上開催となる中で心配したのは、この新しい開催方法で皆さまにご理解いただき引き続き参加していただけるのか少々勝手な心配もいたしておりましたが、多くの方がこの初めての開催方法であるWEBと誌上開催に参加していただきましたことに本当に感謝申し上げる次第です。新しい時代の取り組みにさまざまな思いを重ねておられる方もいらっしゃるかもしれませんが、皆さまに見守っていただき無事終了いたしましたことをここにご報告いたします。また、この冊子が新しい取り組みでの学術集会開催であったことを含め貴重な実践記録として記憶に残るよう願っております。さて、あとは1年後の全国大会です。すでに日程は2021(令和3)年9月9日(木)〜11日(土)に決定しております〔9月(木):プレ企画、10日(金)・11日(土):第56回全国大会・第20回学術集会〕。北海道開催は22年ぶりです。ぜひ、この報告集を読んでいただきながら北海道での全国大会への思いも膨らませる1冊になれば幸いです。来年、北海道札幌で皆さまのお越しを心よりお待ちしております。


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