役員・顧問体制

2013年度役員体制 【任期】公益社団法人移行登記日(2013年4月1日)〜2014年度に開催される定時総会までの間

役職 氏名 勤務先(所属支部) 選出区分
代表理事
会長
柏木 一惠 浅香山病院(大阪府) 全国
業務執行理事
第1副会長
宮部 真弥子 谷野呉山病院 脳と心の総合健康センター(富山県) 全国
業務執行理事
第2副会長
田村 綾子 聖学院大学(埼玉県) 全国
業務執行理事
常任理事
池谷 進 健康科学大学(山梨県) 関東・甲信越ブロック
業務執行理事
常任理事
岩尾 貴 石川県庁(石川県) 全国
業務執行理事
常任理事
高石 大 もとぶ記念病院(沖縄県) 全国
業務執行理事
常任理事
中川 浩二 和歌山県庁(和歌山県) 全国
業務執行理事
常任理事
宮本 浩司 加茂病院(兵庫県) 全国
業務執行理事
常務理事
木太 直人 日本精神保健福祉士協会(東京都) 全国
理事 大塚 淳子 帝京平成大学(東京都) 全国
理事 廣江 仁 障害福祉サービス事業所F&Y境港(鳥取県) 全国
理事 鈴木 浩子 柳町診療所(北海道) 北海道ブロック
理事 渡邉 昭宏 すがのクリニック(福島県) 東北ブロック
理事 福井 康江 岩手県こころのケアセンター(岩手県) 関東・甲信越ブロック
理事 金成 透 所沢慈光病院(埼玉県) 関東・甲信越ブロック
理事 渡辺 由美子 南八幡メンタルサポートセンター(千葉県) 関東・甲信越ブロック
理事 萬山 直子 川崎公共職業安定所(神奈川県) 関東・甲信越ブロック
理事 菅原 小夜子 こころ(静岡県) 東海・甲北陸ブロック
理事 中住 正紀 可知病院(愛知県) 東海・甲北陸ブロック
理事 西川 健一 あさがお(滋賀県) 近畿ブロック
理事 知名 純子 まるいクリニック(京都府) 近畿ブロック
理事 岸本 信義 浦安荘(岡山県) 中国ブロック
理事 小谷 尚子 徳島県立中央病院(徳島県) 四国ブロック
理事 今村 浩司 西南女学院大学(福岡県) 九州・沖縄ブロック
理事 鶴田 啓洋 やどかりサポート鹿児島(鹿児島県) 九州・沖縄ブロック
理事 青木 聖久 日本精神保健福祉士養成校協会
日本福祉大学(愛知県)
学識等
理事
(外部理事)
石渡 和実 日本障害者協議会東洋英和女学院大学 学識等
理事 小関 清之 秋野病院(山形県) 学識等
理事
(外部理事)
平尾 博志 法務省 学識等
理事 古屋 龍太 日本社会事業大学(東京都) 学識等
監事
(外部監事)
梅林 邦彦 日本橋事務所・公認会計士 非構成員
監事 西澤 利朗 目白大学(東京都) 構成員

(理事30名、監事2名)

※ 勤務先の法人又は法人格は割愛しています。

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役員(正・副会長、常務理事、常任理事、理事、監事)の紹介

  1. 所属(都道府県)
  2. 担当の部・委員会等
  3. 担当の関係機関・団体
  4. 協会活動への抱負
  5. 構成員へのメッセージ
  6. 自己紹介

 柏木 一惠(代表理事・会長/全国選出)

  1. 浅香山病院(大阪府)
  2. 高齢精神障害者支援検討委員会、精神保健福祉士の認証のあり方検討委員会委員長、日本精神保健福祉士学会学会長、東日本大震災復興支援本部本部長
  3. 自殺対策ネットワーク協議会委員、社会福祉専門職団体協議会(社専協)会長、日本臨床医療福祉協議会評議員、国民医療推進協議会理事
  4. 思いもかけず会長職を拝命することになりました。激動する社会状況、激変する精神保健医療福祉の只中にあって、精神保健福祉士の依って立つところを見失わず、荒波を乗り切っていけるか心もとない限りです。理事の方々をはじめとして多くの構成員の皆様にご支援いただき、職責を全うできるよう努力したいと思います。協会として取り組むべき最大かつ当面の課題は「社会的入院の解消」であると考えています。
  5. 協会執行部と構成員の懸隔が以前より指摘されています。様々な研修会、委員会活動、ブロック会議などの場はもちろんのこと、PSW通信、機関誌、WEBサイトなどの広報媒体を通じて、構成員の皆様と双方向のやりとりができる機会を増やしていきたいと思います。皆様の積極的、主体的な参加をお待ちしています。
  6. 36年間浅香山病院の医療福祉相談室から一度も異動も出向もしないでいる籠の鳥ワーカーです。
    性格上の欠点は小心なのですぐクヨクヨすること、長所はクヨクヨしたことをすぐ忘れること。
    ヒマがないので唯一の趣味は読書。時代小説、歴史小説、ミステリー、ファンタジーが好み。敬愛する作家が「時代小説が今よく読まれている理由は、ちょっと時間軸をずらして、現実離れした世界に逃げたいからかもしれない」と言っていましたがまさにそのとおり。最近ハマったのは彩雲国物語、23巻一気に読みました。

 宮部 真弥子(業務執行理事・第1副会長/全国選出)

  1. 谷野呉山病院 脳と心の総合健康センター(富山県)
  2. 権利擁護委員会担当部長、地域移行推進委員会担当部長、東日本大震災復興支援本部オブザーバー
  3. -
  4. 「精神保健福祉士の現場の声を協会活動につなぎたい」という思いは、協会役員をさせていただいてより一層強くなってきています。今期は、構成員の業務に直接関わる委員会を多く担当させていただくことになりました。これまで以上に役割意識を持って活動していきたいと思っています。会長を補佐しながら、パワフルでかつ理論と根拠にもとづいた協会活動を展開し、精神保健福祉士の実践力の向上をめざしていきたいと思います。
  5. 入職以来、長く精神保健福祉士として仕事を続けることができたのも協会の活動と多くの協会の仲間に支えられてきたおかげです。構成員の皆さんのよりよい支援のために、協会活動が少しでも寄与できればと思っています。そのためにも、ぜひ、皆さんの活動・要望を協会に伝えてください。また、構成員の皆さんの実践の積み重ねが「ねばり強い」協会活動をつくります。常に誰のための何のための精神保健福祉士なのかを一緒に考えていきたいと思います。
  6. 長年、精神科病院で退院促進に携わり、現在は、相談支援事業所の精神保健福祉士として勤務しています。天秤座生まれの私は、良く言えばバランスよく、協調性があると言われます。反面、人の意見を聞くたびに「へえ〜」「ほう〜」と感心してばかりいる優柔不断な人間です。今は、重責に押しつぶされそうですが、気を(身も)ひきしめ、皆さんの意見をしっかり伺いながらも、自分の意見をもってしっかり自己決定できるよう成長していきたいと思います。

 田村 綾子(業務執行理事・第2副会長/全国選出)

  1. 聖学院大学(埼玉県)
  2. 機関誌編集委員会担当部長、「精神保健福祉士業務指針」作成委員会担当役員、研修センター長、東日本大震災復興支援本部オブザーバー
  3. 福祉人材確保重点実施期間推進協議会
  4. 約半世紀前に発足した「PSW協会」時代から継承されているもののうち、時代を超えて変えてはならない理念を見分け、精神保健福祉士が芯のある専門職としての誇りを持ち続けられるよう、協会活動を下支えしたいと考えています。
    本協会の強みは、全国各地の精神保健福祉士の実践を集積できることです。その一つひとつから学び、声をあげ、さらに資質を高めていくための活動を、構成員の皆さまとともに進めていきたいと思います。
    「精神保健福祉士として働くなら入会はあたりまえ」という発想を根付かせ、さらに魅力ある協会にしたいと願っています。
  5. 「精神保健福祉士になりたい」と思って資格を取り、就職して入会した方、国家資格化以前から本協会や“PSW”に愛着を持っておられる方、そこに込める思いは多様でも、目指す方向は一緒のはずです。 一人でできることもありますが、集うことで持てる力もあります。 仲間を増やし、支え合い・高め合い・影響し合う機会を増やしませんか。
    さまざまな場を活用して、一人でも多くの皆さまとお会いし、お話しできたらと思います。
  6. 大学時代の実習にインスピレーションを受けて精神科病院に就職。17年目に退職し、本協会の生涯研修制度の構築と実施担当特命理事として5年間勤務しました。それから大学教員になって2年目です。
    黙っていると「怖い!」と言われます。口を開いても「怖い…」こともあるようです。そして、笑うとシワの数が気になる年頃になりました。
    昨年は「バトンを繋ぐ」を合言葉に、東日本大震災後のボランティアに行きました。理事のバトンも安心して次世代へ引き継げるよう、引き続きクールな頭と熱いこころをモットーにします。

 池谷 進(業務執行理事・常任理事/関東・甲信越ブロック選出)

  1. 健康科学大学(山梨県)
  2. 組織強化委員会担当部長
  3. -
  4. 県支部(県協会)では10年ほど代表の役割を担わせていただきましたが、全国組織である本協会には今回初めて新人(常任)理事として携わらせていただくことになりました。先達の積み上げてきたものに、時代の求めるニーズや理想を積み上げられるように取り組んでいきたいと思います。協会活動が目的的に、意味あるものになるように、自らの役割が発揮できることを目指したいと思います。
  5. 十人十色でいろいろな考え方があろうかと思いますが、PSWとしての共通の価値観に基づいて意見を出し合い、苦しみや悲しみ、喜びなどを共有していく仲間として一緒に協会活動に取り組んでいきましょう!
    「日本精神保健福祉士協会」に入会していて、構成員でいて良かったと思えるような会にしていきましょう!
    皆さまの知恵や力をお貸しください!
  6. 山口県生まれで山梨県育ち、戌年、魚座、O型です。夏は暑く冬は寒いという盆地特有の厳しい自然があるふるさと山梨が大好きです。見かけは柔道か相撲の体型ですが、中学から社会人にいたるまでずっとバドミントンをやっていました。春から秋にかけてはオフロードバイクでツーリングを、冬は丈の長い板(カービングの前の古い板)でスキーを趣味にしていますが、ここのところ楽しめていません・・・。

 岩尾 貴(業務執行理事・常任理事/全国選出)

  1. 石川県庁(石川県)
  2. 高齢精神障害者支援検討委員会担当部長、研修企画運営委員会(研修センター)担当役員
  3. -
  4. 私たちを取り巻く環境は、目まぐるしく変化し、精神保健福祉士には様々な役割が期待されています。法制度における役割や周囲からの要望に応えることのみにとらわれることなく、当事者のニーズを大切にし、実践課題をしっかり持ち、状況を見極めて対応していくことが重要だと考えています。今後も先輩たちが築いてきたものを大切にして協会の活動に取り組んでいきたいと思っています。
  5. 協会の活動を通してたくさんの方々とお会いし、素敵な仲間と出会うことができました。これからも皆さんとの出会いを大切にしていきたいと考えています。今後も皆さんと共に生涯研修制度をよりよいものに育てていきたいと思いますので、ご参加とご協力をよろしくお願いいたします。
  6. 出身高校の校訓である「自主自律」が好きな言葉です。何事にも主体的かつ自律的に取り組んでいきたいと考えています。

 高石 大(業務執行理事・常任理事/全国選出)

  1. もとぶ記念病院(沖縄県)
  2. クローバー運営委員会担当役員、災害支援体制整備委員会担当部長
  3. -
  4. 九州各県との連携、そして一人ひとりの構成員の皆様との交流を深めていきたいと思っております。
  5. 協会活動を通じて、学ぶことの大切さやネットワークの重要性を実感しています。ともに学び、連携し、一つひとつ難問を乗り越えていきましょう。
  6. 協会活動を通じ、少しだけ前向きな性格?になれました。

 中川 浩二(業務執行理事・常任理事/全国選出)

  1. 和歌山県庁(和歌山県)
  2. 相談支援政策提言委員会担当部長、業務検討委員会担当役員
  3. -
  4. 3期目となる今期は、常任理事をさせて頂くこととなりました。今期は、中期計画も準備から実行に移していく時期となり、公益社団への移行も控えています。みなさまのご理解とご協力を頂きながら進めてまいりたいと考えています。また、私自身は、理事にさせて頂いて以来、関わってきました業務検討委員会におきまして、2012年に業務調査も予定しています。会員8,000人を超える本協会に所属する会員のみなさまの業務実態を今期でご報告させて頂くこととなります。みなさまの調査への協力をよろしくお願いします。
  5. 2011年6月の和歌山県での全国大会では、お世話になりありがとうございました。みなさまのおかげで、無事成功を収めることが出来ました。当県のような構成員50名程度の支部でも全国大会ができるよう、協会としても運営方法を改めてまいりました。みなさまの支部でも是非ご検討下さい。大会の開催は、特にこれからの若い精神保健福祉士の職能の意識を変化させますよ。お試し下さい。
  6. PSWとして24年目となりました。ちょうど人生の半分をこの仕事と共に生きてきたこととなる今期。これまでも施設、病院、診療所、保健所、精神保健福祉センターといろいろなことを経験させて頂き、人のつながりに感謝しています。県庁での仕事も5年目となり、今後も新しいことをめんどうくさがらずに邁進していきたいという気持ちです。

 宮本 浩司(業務執行理事・常任理事/全国選出)

  1. 加茂病院(兵庫県)
  2. 診療報酬・配置促進委員会担当役員、精神保健福祉士の認証の在り方検討委員会委員長代行
  3. -
  4. 自らのPSW経験を省みると、そのほとんどがclientと協会と仲間によって支えられてきました。協会での理事活動を通じて、その鴻恩に僅かでも報いることができればと考えています。 特に今期は協会の役員体制も大きく変わり、その中で公益社団法人化や中期目標を念頭に置いた活動が求められます。甚だ微力ですが、それらの一翼を担えればと思っています。
  5. 協会が何をしてくれるかよりも、構成員個々人が協会にどう貢献できるかを思惟して頂きたいと思います。その思慕と行動の結集が、我が協会の目的に福音をもたらすと信じます。協会事業や研修等に参加し、そこに集う仲間に思いを致し、諦めないように堕ちないように、自身の力で懸命の努力をすることが、PSWのPSWたる所以であり、我が協会の大きな存在理由の一つだと思っています。
  6. 執行部の中で資格化以前から役員を務めている唯一の存在となってしまいました。時が流れるのは早いものです。資格化運動の中で様々に熱く議論されたことがまるでこの間のことのように思い起こされます。その頃の思いからぶれないように、何とか頑張っていきたいと思っています。2009年から主たる仕事が病院経営となってしまいましたが、過去20数年に亘るPSW実践や現職のノウハウを協会活動にも活かせないかと考えています。

 木太 直人(業務執行理事・常務理事/全国選出)

  1. 日本精神保健福祉士協会(東京都)
  2. クローバー運営委員会、東日本大震災復興支援本部副本部長兼事務局長、第50回全国大会・第13回学術集会抄録掲載原稿査読小委員会担当常務理事
  3. 日本障害者リハビリテーション協会評議員、精神保健従事者団体懇談会(精従懇)代表幹事、日本障害者協議会(JD)協議員・監事、ソーシャルケアサービス従事者研究協議会全体会議、社会福祉専門職団体協議会(社専協)代表者会議構成員・ハンセン委員会、医療心理師国家資格制度推進協議会担当役員、日本精神保健福祉士養成校協会理事
  4. 障害者権利条約の批准をめぐり、不十分ながら(?)も障害者制度改革が進められています。精神保健福祉制度もその流れの中で制度改正に向けた議論が始まっています。21世紀も十分の一が過ぎ、この国で100年以上も続く「精神障害があるが故の不幸」の解消に向けて、協会が取り組むべき課題はたくさんあります。
    その一つに、私たち精神保健福祉士がソーシャルワーカーであり続けるための環境整備もあると考えます。中期計画で掲げた「“資質向上”“全力支援”の推進!」の具体化に少しでも寄与できるよう努力したいと思います。
  5. 協会組織は圧倒的に若い世代(20代、30代)の皆様に支えられています。協会を遠い存在と捉えずに、どうぞ現場での想い、憤り、戸惑いを発信してください。
  6. 24年間の病院ソーシャルワーカーとしての勤務を経て、2009年より常勤役員として本協会に勤務しております。遡れば、任意団体当時の1999年に右も左もわからないまま常任理事となってから早や13年。その頃は若かった私も順調にオジサンになりました。
    気力・体力・知力(特に記銘力!)の衰えに、「抗さず、労り、慈しみ」をモットーに暮らしていきたいと思います。

 大塚 淳子(理事/全国選出)

  1. 帝京平成大学(東京都)
  2. 診療報酬・配置促進委員会、精神保健福祉士の認証の在り方検討委員会
  3. 厚生労働省認知行動療法研修事業評価委員会委員、日本精神衛生会理事、精神保健従事者団体懇談会担当役員、日本障害者協議会(JD)協議員、ソーシャルケアサービス従事者研究協議会全体会議、社会福祉専門職団体協議会(社専協)代表者会議構成員、日本発達障害ネットワーク(JDD)理事・在り方委員会、高齢消費者・障害消費者見守りネットワーク連絡協議会、日本精神神経学会多職種協働委員会委員、多重債務カウンセリング・相談タスクフォース会議メンバー、関東管内バリアフリーネットワーク会議委員、国際アンチスティグマ会議企画委員会
  4. 障害者権利条約の批准に向け、当事者の自己決定を尊重した政策へ大きく変われるのかどうかの過渡期に今あります。諸々の改革や改正の実現に向け、協会での議論の充実や協会を通して構成員が現場から提案や発信をしていくことができるように、溢れる情報の中で必要なものをタイムリーに掴んでお届けしていけるよう努めたいと思っております。また、中期計画で掲げた精神保健福祉士の配置促進等の取り組みについても鋭意努める所存でおります。
  5. 制度内ソーシャルワークで終わることなく、既存の発想を超え自由な遊び心、創る開拓心、使い難い制度等を変えていく挑戦心、を持ち続ける実践を蓄積していきたいと思います。ソーシャルワーカー魂は真に利用者の望む暮らしの実現を通して真価が問われるものだと思います。社会的復権を夢で終わらせないために、一人では挫けたり諦めたりしがちですが、全国的展開ができる協会に知恵と力を集め前進しましょう。現場からの声を是非届けて下さい。
  6. 病院勤務時代に担当していた患者さんが、退院して地域で暮らしはじめたとの嬉しい便りが届く一方、訃報が届くことが増え、自分の加齢も併せ仕事への焦りが募るようになりました。でも、身体は確実にゆっくりとした歩みしかできなくなっています。病を得て趣味のアウトドアを離れ7年にもなり、その分、読書や映画鑑賞は増えましたが、併せて増えたものを受け入れながらも引き締めたいと思うこの頃。今期もジタバタすることでしょう。

 廣江 仁(理事/全国選出)

  1. 障害福祉サービス事業所F&Y境港(鳥取県)
  2. 災害支援体制整備委員会委員長、東日本大震災復興支援本部オブザーバー
  3. -
  4. 2年ぶりに理事として協会活動を支えることになりました。
    今期は、災害支援体制整備委員長として、構成員の常日頃の意識が向上するように更に取り組みを進めていきたいと思っております。全国の構成員が、自分の地域で災害が起こった時、どのように活動していけばいいか、支部としてどのような備えをしておくとよいかについて検討を加え、「災害支援ガイドライン」のバージョンアップにも取り組む予定です。また新たな面々での理事会で、協会が新しい一歩を歩めるよう、協力して取り組んで参りたいと思います。
  5. 東日本大震災による爪痕は、テレビの映像で見えるものから、人々のこころや放射能といった目に見えない形で、未だに多くの方を苦しめています。そして岩手、宮城、福島のこころのケアセンター等で多くの構成員が現在も活動してくださっています。慣れない土地に赴いて活動する仲間もいます。まだまだ、終わらない支援があることを忘れないでください。そして、いつ自らが被災するかわからないことを意識し、備えについて検討してください。災害支援体制整備委員が「精神保健福祉士と災害支援」についてを全国各地に講演に伺いますので、お声かけください。
  6. 東京から生まれ故郷の鳥取に転居して、早3年が経ちました。人口の一番多いところから一番少ないところへの移動ですが、ようやく自分のペースで生活できるようになってきました。鳥取に戻ってから、そこに住む人々の生活がよりリアルに見えてきたように思います。相変わらず、ラーメンを食べ過ぎているせいか、年に1kgずつ体重が、年1cmずつウェストが増えています。今回、一旦一構成員として協会をみた経験を活かし、新鮮な気持ちで意見を述べていきたいと思います。

 鈴木 浩子(理事/北海道ブロック選出)

  1. 柳町診療所(北海道)
  2. 組織強化委員会委員
  3. -
  4. 長年地区協会の活動に携わってきました。その中で、両協会がさらに充実し発展するのためには、日本協会と地区協会の体制整備がより必要ではないかと感じていました。私自身の力不足の感は否めませんが、両協会の発展に少しでも寄与できればと思っています。
  5. 協会活動を通じて得たもの、学んだものは数知れず、私にとっては財産です。目の前のことで精一杯であっても、視点を変えてみることで展開がひらけることもあります。協会活動はその機会を与えてくれるものの一つと思っています。
  6. 頼まれるとイヤと言えない、あなたの力が必要と言われると自分の力や状況も考えずすぐに木に登ってしまう、断れない・・・。そんな性格が災い(?)して、今の私がいます。この年になっても一向に変わらない、まだまだ人間が出来ていないと思う日々です。

 渡邉 昭宏(理事/東北ブロック選出)

  1. すがのクリニック(福島県)
  2. 組織強化委員会委員
  3. -
  4. 東日本大震災の復興支援を全国協会のみならず関係各位からいただき、ありがとうございました。これからも被災地の復興に関して、積極的に活動する必要を感じております。ブロック選出理事として、協会からの情報やブロックからの情報を送受信できればと思います。
  5. 2期目のブロック選出理事として就任させていただきました。精神保健福祉士に何が期待されているのか、何をしなければならないのか、多様な時代であるからこそ、できるだけ沢山の方々と一緒に考えたいと思っております。また、つながることや、ひとりではないことを、伝えて行きたいとも思っています。「絆」を考えた行動を意識していきたいと思っておりますので、お会いしたときには、どうぞお声掛けください。
  6. 精神科病院と精神科診療所の医療機関で、精神保健福祉士として業務をしてきました。県内だけでなく各地の精神保健福祉士とかかわり、多くの精神保健福祉士と活動をし、沢山の物を得ることができました。今後も元気で明るく業務をしたいと思います。何か新しい情報等が欲しくて、あがくことも考えています。そんな私ですが、よろしくお願いします。

 福井 康江(理事/関東・甲信越ブロック選出)

  1. 岩手県こころのケアセンター(岩手県)
  2. 権利擁護委員会委員
  3. -
  4. 前年度まで支部事務局の業務に携わり、協会理事の方々には色々とお力添えいただいてきましたが、今期から理事として協会運営に関わることとなり、身の引きしまる思いです。併せて権利擁護委員の任もいただき、委員長の下、精神障害者の権利擁護に関する法制度等はもちろん、人権を基盤とした透明で迅速な活動を行ってゆきたいと思っています。皆様、どうかよろしくお願いいたします。
  5. 今期より、ブロック選出理事として就任させていただきました。精神保健福祉士に今何が期待されているのか、何をしなければならないのか、多様な時代であるからこそ、できるだけ沢山の方々と一緒に考えて行きたいと思っています。また、つながることや、独りではないことを、積極的に伝えて行きたいとも思っています。研修等でお会いしたときなどには、どうぞお声掛けください。
  6. 医療機関でソーシャルワーカーとして仕事をした後、教員として精神保健福祉士の養成に携わってきましたが、この度の東日本大震災を契機に現場に戻り、この4月より被災地にて「こころのケアセンター」に勤務しています。日々、新鮮な経験や出逢いをさせてもらっており、その中で精神保健福祉士として何ができるのかを自問自答している毎日です。

 金成 透(理事/関東・甲信越ブロック選出)

  1. 所沢慈光病院(埼玉県)
  2. 権利擁護委員会委員長
  3. -
  4. 協会への活動は今までも僅かながら関わってきましたが、間接的なものや、裏方に徹してきました。PSWとしての人生もあとわずかとなりましたので、2年間出来る限りのことをさせていただきたいと思います。
    倫理綱領の中の「相互批判を通じて専門職としての自律性を高める」ことを意識していきたいと思います。
    課題が山積されていると思いますが、焦らず、気負わず、怒らず、そしてあきらめずに頑張っていきたいと考えています。
    権利擁護委員会を担当させていただきます。
  5. 精神保健福祉士の将来に非常に危惧感を感じています。他の職種も利用者の生活支援や援助を懸命に行うようになりました。精神保健福祉士の支援と他職種の支援はどこか違うのでしょうか?現場に於いて、精神保健福祉士の実力やアイデンティティをきちんと持たなければ私たちの職種は消滅します。自らの成長、周囲の成長、後進が成長するために意識を持ち続けましょう。100年後の精神保健福祉士が輝いていますように・・・
  6. 理想の人物像は、池波正太郎の「鬼平犯科帳」の長谷川平蔵宣以です。
    鬼平犯科帳では、人の生活の喜怒哀楽すべてが表現され、生活とはなにか、こころとは何かを教えてくれています。そんな身近なものから日々の生活支援を考えている単純な人間です。人として、精神保健福祉士として、厳しくもやさしく鬼にも仏にもなれる人間でありたいと思っています。

 渡辺 由美子(理事/関東・甲信越ブロック選出)

  1. 南八幡メンタルサポートセンター(千葉県)
  2. 組織強化委員会委員
  3. 日本発達障害ネットワーク(JDD)代議員・第8回年次大会実行委員会
  4. 多くの構成員を擁する千葉県から理事として出させていただき2期目となります。理事をさせていただくことで改めて精神保健福祉士が果たす役割の重要性を感じました。一方でまだまだ課題も多く、忙しい中ではありますが、丁寧に一つひとつ検討してゆく必要性も感じます。次の世代につながる活動を心掛けたいと思います。
  5. 協会の様々な活動に多くの構成員にかかわってほしいと思っています。協会での多くの先達や仲間との出会いは明日へのエネルギーになり、自己研鑽に、資質の向上につながります。公益法人化についても関心を寄せてもらえたらと思っています。
  6. 福祉系の大学を卒業後、小規模作業所、デイケアの非常勤、授産施設、行政の窓口、地域活動支援センターと経験年数はこの道一筋かなり長くなりました。まだまだ学ぶことが多い発展途上と思っておりますが態度が大きくなっているかもしれないので気をつけたいところです。よろしくお願いいたします。

 萬山 直子(理事/関東・甲信越ブロック選出)

  1. 神奈川県
  2. 研修企画運営委員会委員
  3. 川崎公共職業安定所
  4. 今期より理事を仰せつかりました。今まで、職場から外に出ることがほとんどありませんでしたので、まずは協会を知ることから始めたいと思います。自分だけにできる何かがあるとは思いませんが、やれることから少しずつやっていきたいと考えています。よろしくお願いいたします。
  5. 理事に立候補はしましたが、今のところ「これができる」というものはありません。でも、何にもできないと思っていても、意外と何かできるんだなぁという実感を時間を追ってお伝えしていけたらいいなと思っています。
  6. 横浜生まれの横浜育ちです。どちらかというとぼんやりしていて、聞いているようで人の話を聞いていないタイプです。いろいろ他人に迷惑をかけながら生きてきています。これからご迷惑をかけられる方もいらっしゃると思いますが、その時はよろしくお願いいたします。

 菅原 小夜子(理事/東海・北陸ブロック選出)

  1. こころ(静岡県)
  2. 相談支援政策提言委員会委員
  3. -
  4. 様々な制度政策が転換していく中、現場で実践をし続けている私自身は、自分たちの立ち居地を見失ってしまうのではないかという危機感を常に感じています。今期より理事として協会活動へかかわる機会を与えていただいたことで、実際の現場で起きている現実と協会活動を通して守り続けていることがつながるようなかかわりができたらと思っております。
  5. 「人と出会う、つながっていく」ということは、私たちの日々の実践の中でとても大切なことです。さらに、自分自身が人として成長していくためにも他者との交わり抜きには考えられません。協会活動はソーシャルワーカーとして、個人としての成長の機会となることと思います。是非、多くの構成員の方々が様々な形でかかわっていくことを期待します。
  6. 公立の医療機関でPSWとして21年、3年前よりNPO法人の障害福祉サービス事業所へ移り、障害者自立支援法に振り回されながらも「地域をつくる」ことの楽しさを実感しています。ただ、頑張りすぎるところがあるので、燃え尽きないように自分をセーブできるようになりたいと今更ながら自分を見つめなおしているところです。

 中住 正紀(理事/東海・北陸ブロック選出)

  1. 可知病院(愛知県)
  2. 組織強化委員会委員長
  3. -
  4. 精神保健福祉士は、精神障がい者の生活・人権を擁護し、精神保健福祉の向上を目的とする専門職と認識しています。それは個人の力だけで達成できるものではなく、本協会構成員が一体となり、関係機関との連携を持つことにより、その目的を実現できるものと考えています。組織が巨大化していくと形骸化しがちになることも否めませんが、その目的の達成のために、構成員それぞれの顔が見える、構成員の意見が反映できる、透明感のある組織化作りを目指していくためのお手伝いをしていきたいと考えています。
  5. ブロック理事というアイテムを利用して、全国各地で活動している多くの精神保健福祉士の皆さまとの出会いを大切にして、交流を深め、仲間作りをしていきたいと考えています。
    皆さま、よろしくお願いします。
  6. 1983(昭和58)年5月、国家資格化される前からソーシャルワーカーとして精神科病院(医療法人義興会 可知病院)に就職し、「ただ、いたずらに」29年が経ってしまいました。でも、「いたずら」も大切だと考えていますが・・・。数年先の定年まで、心あらたに、真剣に精神保健福祉士である自分自身に向き合っていきたいと考えています。
    趣味のひとつとして「美術館巡り」があります。

 西川 健一(理事/近畿ブロック選出)

  1. あさがお(滋賀県)
  2. クローバー運営委員会委員
  3. -
  4. 二期目になりましたのにまだまだ「新参者」の気分が抜けない西川です。
    本部とブロック、支部、そして構成員が一体となって取り組んでいけるように、双方の意思疎通を十分に図れる媒介となり、協会活動が充実したものとなるように、ぼちぼちと、そして、確実に取り組んでいきたいと思います。
  5. 先達の築いて下さったPSWの「魂」を引き継げるように、所属する機関に留まることなく広く繋がりあって専門職としての自己研鑽を共に進めていきましょう!
  6. 医療機関から、権利擁護に関わる相談機関に転じ、日々「権利擁護とは?」をいつも悩みながら業務にあたっています。
    わからないことだらけで、迷子になっています。こんな私ですが、どうぞ見かけられましたらお声掛け下さい!

 知名 純子(理事/近畿ブロック選出)

  1. まるいクリニック(京都府)
  2. 組織強化委員会委員
  3. -
  4. 今期から協会の運営に携わらせていただくことになり、先日理事会にも初めて参加しました。そこで、理事のみなさんが真摯に熱心に議論される姿を目の当たりにして、正直ちょっと感動しました。私も、クライエントの生活や権利を守ることはもちろんのこと精神保健福祉士という専門職としての質と地位の向上を構成員のみなさんと一緒に考えていけたらいいな、と思っています。とにかく、他の理事さんについて行けるよう頑張ります。
  5. 正直に申し上げますが、つい最近まで私も日本協会の運営にはあまり興味を払っていませんでした。「上層部の大変なお仕事は、偉くて賢い理事のみなさんが何とかしてくれるだろう」と他人事のように考えていました。ごめんなさい。そんな私が近畿ブロックの選出理事となり、おまけに組織強化委員会なる役目も仰せつかりました。今は協会運営のためにどう頑張ったら構成員のみなさんと繋がり、交流し、仲間になって力を合わせることができるのか・・・と考えているところです。クライエントのために社会的課題を解決したい、より良い環境づくりに努めたい、という思いはみんな同じだと思います。みんながつながれば大きな力になるのだろうなと想像し、わくわくしています。どうぞよろしくお願いします。
  6. 認知症診断センターや精神保健福祉総合センターなど行政での相談業務を経験した後、現在の精神科診療所(デイケア・外来)に勤務しています。「PSWに向いていないのではないか」と長年悩み、くよくよと泣くことも多かった私ですが、年齢と経験の蓄積により最近はその悩みも乗り越えられたような気がしています。

 岸本 信義(理事/中国ブロック選出)

  1. 浦安荘(岡山県)
  2. 組織強化委員会委員
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  4. 私は地域で活動しておりますので、特に、地域における精神保健福祉士の地位向上に微力ながら寄与したいと思っています。また、地域で活動する仲間たちの中には、非正規職員が多く、「会費や入会金が高すぎる」という意見を少なからず聞きます。このことは、2年間理事を務める中で、いまだに消化しきれていない部分であり、継続した課題として取り組んでいきたいと考えています。
  5. 少し無理をしてでも、協会の活動に何らかの形で参画していただきたいと願っています。参画すれば、いろんな刺激を受けて、必ず成長できます。私よりも、もっともっと、当事者の方々のことや協会の活動について、熱い思いを持っておられる方々がたくさんいらっしゃるに違いありません。ぜひ、皆さまの声を、理事会に届けて下さい。よろしくお願いします。
  6. 身体的な特徴は、頭がデカイことです。なので、特技はストッキング相撲ということになってしまいました。頭の大きさに自信のある方は、いつでもお相手いたします。趣味(と言うより好きなこと)は、「絵を描くこと」です。PSW通信に4コマ漫画を載せたり、「Y問題」を劇画で描いてみたい、それが私の夢です。叶わないとは思いますが。

 小谷 尚子(理事/四国ブロック選出)

  1. 徳島県立中央病院(徳島県)
  2. 組織強化委員会委員
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  4. 今期初めて、四国ブロック選出理事をつとめることになりました。一構成員という立場だけではなく、理事という立場にもなりました。正直、不安は大いにありますが、四国のような地方だからこそ抱える現状を本協会と共有する橋渡しをすることができればと考えておりますので、よろしくお願いいたします。
  5. PSWに求められることが多様化し、活動分野も増え、認知度も少しずつ増してきています。それに伴い構成員数も増えていますが、たとえ構成員数が増えても一人ひとりのためのPSW協会であり続けられるようになればと思います。そのための活動をしていきたいと思っていますし、その活動がPSWのかかわる人たちの利益につながることを願っています。
  6. 総合病院精神科で病棟専任のPSWをしています。慌ただしい業務の中で、きちんと患者さんと向き合えているのか、役に立っているのかなど悩みの尽きない日々を過ごしています。

 今村 浩司(理事/九州・沖縄ブロック選出)

  1. 西南女学院大学(福岡県) 
  2. 診療報酬・配置促進委員会委員長
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  4. 今期で13年目の理事を仰せつかりました。この間、協会活動で何をやってきたのか、はたまた、何をやろうとしてきたのか・・・・・。九州沖縄ブロックの精神保健福祉の発展の為・・・・・・・。診療報酬、成年後見・・・・・。いろいろな意味で沢山の課題は山積しておりますが、引き続き、確実にかつ誠実に、さらには丁寧に対応させて頂きたいと思っております。
  5. 九州沖縄ブロックでは、沢山の方々のご協力により、各県合同研修会を毎年一回開催という定例化を実現することができました。これからも継続していきたいと思います。また精神保健福祉士の活動のフィールドもかなり広がってきておりますので、さらなる配置促進と適正なる評価を、専門職団体として求めていきたいと思っております。こちらも一歩一歩進んでいければと思います。
  6. 元来とってもアバウトな男です。悪気は微塵もありません。でも愛想はよいと思います。依頼されたらとっても良い返事ができます。でもそれを実行することがとても苦手です。確実、誠実、丁寧に尽力したいと思います。

 鶴田 啓洋(理事/九州・沖縄ブロック選出)

  1. やどかりサポート鹿児島(鹿児島県)
  2. 組織強化委員会委員
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  4. 九州・沖縄ブロックの皆様の素晴らしい団結力に支えられ、今期初めて理事の大役を引き受けることになりました。
    他の専門士業同様、地位向上のためには協会の結束力と構成員一人ひとりの自覚がなにより重要になってくると思います。
    今後ますます必要とされる士業になれるよう、協会活動に力を注いでいく所存です。
  5. 働く場所や環境は違えども、互いに研鑽し合い、また,自らの立ち位置の確認と点検を忘れないよう、日々実践の積み上げをしていきましょう。
  6. 精神科病院を飛び出し地域のNPOで活動をはじめて5年が経ちました。とても小さなNPOのため、経営や活動内容を毎日走りながら考えている状況です。
    時々大切なものを落っことしているのに気付かず突進していることもあります。立ち止まってセルフケアすることが目下の課題です。

 青木 聖久(理事/学識等)

  1. 日本精神保健福祉士養成校協会・日本福祉大学(愛知県)
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  4. 私は、日本精神保健福祉士協会しかできないこと、日本精神保健福祉士協会だからできること、さらには、日本精神保健福祉士協会が果たさなければならないことに、構成員という立場もさることながら、大衆目線をもって取り組みます。
  5. 私は、精神保健福祉士が、精神障碍を有する方、家族をはじめ、社会から信頼を得られる存在になるために、誠心誠意、尽力することを約束します。
  6. 私は、1988年より精神保健福祉領域におけるソーシャルワーカーとして、岡山・兵庫で実践をしてきました。そして、「全国で、思い切り普及啓発を」と考え、2006年より現職についております。最後にモットーを記します。ベストを目指しつつ、まずはベターなことからはじめよう。一歩ずつ…。

 石渡 和実(理事/外部理事/学識等)

  1. 日本障害者協議会・東洋英和女学院大学(神奈川県)
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  4. 今、障害者に関わる制度の改革が、当事者中心で検討されています。その議論の成果が具体的な法改正になかなか反映されない、と言わざるをえませんが、この流れは止まることはないと確信しています。中でも、精神保健福祉は大きな転換期であり、関係者は、ここで踏ん張らなくてはならないと痛感しています。障害当事者に最も身近なところで、ともに歩んできたのが精神保健福祉士です。これまでの協会の取り組みを結実させるためにも、この2年間、結果を出すために、私なりに力を尽くしたいと考えています。
  5. 外部理事として、2期目に入りました。いろいろな場で、理事という役割をお引き受けしていますが、こんなに真摯に、前向きに、理事の皆さんが論議するところはPSW協会以外にはない、と感じております。なかなかお役に立てず恐縮するばかりですが、理事の皆さんから多くを学び、構成員の方々と力を合わせて、精神障害がある人が生き生きと、自分らしく暮らせるよう、地域に働きかけていきたいと考えています。
  6. 現在、大学の教員としては、障害者福祉論、人権論などを担当しています。
    仕事のスタートが、1981年の国際障害者年でした。埼玉県リハビリテーションセンターで、障害がある方やご家族の生活や就労の相談を担当していました。この頃、障害が重く、隠れるようにして日々を過ごしていた人々が、障害者年を機に、「重い障害がある自分だからこそ、こんな生き方ができる!」と、パワフルに、社会を変革する活動に着手しました。以後、そんな障害がある方の生き方に励まされて、仕事を続けています。この2年余り、内閣府の「障がい者制度改革推進会議」での当事者の活躍に敬服しております。この論議の成果を現実の社会においてどう実現するか、そのために、当事者の方々と協働することこそが、今、我々に求められていると感じています。

 小関 清之(理事/学識等)

  1. 秋野病院(山形県)
  2. 東日本大震災復興支援本部本部長代行
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  4. 歴史的災禍に見舞われた今だからこそ、揺るぎない安心を与え続ける本協会であらねばならないと思います。私の日々と持てる力との全てを東日本大震災からの復興支援のために傾けたいと思います。
  5. 支援を必要としている被災地住民とその傍らで歩み続ける構成員に向けて、想いをお寄せ続けていただきますよう。渾身のお力添えを賜りますよう。〜出会い、繋がり、かかわり、希望〜を合い言葉に。
  6. 学生時代を含む20代を都会で過ごし、30代から生まれ故郷である山形へ。40代末に至るまでの精神科病院勤務を経て、50代から街中の小さな診療所にて働いています。「現場」にこだわり、日々、愚直にかかわりの実践を積み上げている職人PSWです。

 平尾 博志(理事/外部理事/学識等)

  1. 法務省(東京都)
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  4. 医療観察制度の導入をきっかけに、少なからぬ精神保健福祉士の方々が更生保護の職場で勤務していただくようになりました。また、直接勤務しなくても、更生保護の分野に関心をもっていただく方々が増えてきました。うれしいことです。このたび、協会の理事に加えていただくこととなりました。精神保健福祉士の活躍の場を増やすことができるよう、外部理事として少しでもお役に立てたら幸いです。
  5. 更生保護の分野で活躍されている精神保健福祉士の方々が、熱い思いをもって対象者とかかわるとともに、自分の時間を割いて専門性の向上に励んでおられ、保護観察官によい刺激を与えていただいていることに感謝しています。
  6. 1979(昭和54)年に法務省入省以来、ずっと更生保護の分野で仕事をしてきました。2006(平成18)年度に保護観察所長として精神保健福祉士の社会復帰調整官と一緒に仕事させていただき、その熱意に感銘を受けました。2007(平成19)年度には、保護局の精神保健観察企画官として全国の精神保健福祉士の方々と知り合うことができ、多くを学ばせていただきました。現在は、保護局観察課長として、仮釈放制度や保護観察制度の全国運用にかかわっています。

 古屋 龍太(理事/学識等)

  1. 日本社会事業大学(東京都)
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  3. 社会福祉専門職団体協議会(社専協)代表者会議構成員(国際担当)・国際委員会委員
  4. 国際委員会は昨年度をもって廃止となりましたが、国際担当理事としてIFSW(国際ソーシャルワーカー連盟)への対応等を含め、社会福祉専門職団体協議会(社専協)代表者会議および同国際委員会に出席し、国内関係団体と連携しながら対応していきます。
    また今年度より、新たな業務指針作成委員会がスタートします。「精神保健福祉士業務指針及び業務分類(第1版)」の深化を図り、各現場の意見を踏まえ、第2版提示に向けて精一杯努力したいと考えています。
  5. 精神科医療や障害福祉サービスの提供体制は、今後大きく変貌を遂げてきます。新しい制度が打ち出される度に翻弄されるのではなく、当事者や現場の視点に立った施策展開が求められます。制度の激変期には、他者から精神保健福祉士に対して「Show the flag !」と旗幟鮮明な態度表明を求められる政治的プレッシャーもかかるでしょう。先達が切り開き、築き上げてきたPSWの価値を、ぶれることなく発信していきたいものです。
  6. 魚座、O型、戌年生まれ。大学を卒業後、国立精神・神経センター病院で26年間PSWとして働き、2008年から日本社会事業大学で教員の仕事をしています。「PSW研究室」というブログを気儘にやっています(時々炎上します)。現場で疲れたら、自分の仕事のあり方を見つめ直したくなったら、専門職大学院古屋ゼミにどうぞお越し下さい。

 梅林 邦彦(監事/外部監事/非構成員)

  1. 公認会計士・監査法人日本橋事務所(東京都)
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  4. 監事の職務であります会計監査及び業務監査を通じて当協会の活動に微力ではありますが、貢献する所存であります。
  5. 当協会を支えていただいている構成員の皆様とともに、日本の精神保健福祉の増進に寄与したいと思います。
  6. 私は、現在監査法人日本橋事務所の代表社員として、会社、学校等の監査に従事しております。また、知的障害者関係の社会福祉法人の監事でもあります。

 西澤 利朗(監事/構成員)

  1. 目白大学(東京都)
  2. 「精神保健福祉士業務指針」作成委員会委員
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  4. 社会福祉という言葉がいつの間にか、福祉や福祉政策という言葉に置き換えられ、研究対象や実践対象がどんどん拡大し深化を遂げています。
    これまで、精神医学ソーシャルワーカー(精神保健福祉士)の果たした機能及び役割り、精神医療なかでも精神障害者福祉の拡充に向けた一人ひとりのソーシャルワーカーの働きは実に大きなものでありました。しかし、機関や制度の枠の中での援助・支援活動が持つ壁、働きの保障など、個々のワーカーだけでは解決困難なこがらは今後、増えこそすれ減ることはありません。一人ひとりの困難を、職能団体が基軸を失うことなく、協会員と共に解決することができればと考えています。そのための組織としての力量と成長を図りたいと考えています。
  5. 現場実践をより豊かに、そしてなによりも楽しくやりましょう。
    固定の考えにしがみつかずに自由な発想を持ち続けましょう。
    クライエントからの学びを共有しましょう。
    日本の精神医療、精神保健福祉の明日をつくりだしましょう。
    現場の力を協会に送ってください。現場の力こそ、専門職能団体を決定づけるすべてです。
  6. 川崎市にて精神障害者のリハビリと福祉に取り組んだのち、精神保健福祉士の国家資格化にともない大学に転身しました。ふり返ると転身組の一人になっています。後続する精神保健福祉士を多数生み出したいという思いが強く、いわゆる研究者ではありません。教員生活14年目になり、同時に年金生活の域に入り、フットワークがどんどん衰えています。
    業務監事を拝命し理事会等にこの間出席し、常任理事・理事・事務局及び事務局員の多忙さに驚いています。
    何ができるか心細い限りですが、私自身が実は協会活動で学び、育ったソーシャルワーカーであることを改めて自覚して、尽力したいと思います。
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