内容 


【2007年6月7月(木)】
自主企画1/14:30-16:00、自主企画2/16:15-17:45

自主企画1

(1)医療観察法を考える〜施行後の検証

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シンポジスト
 澤 恭弘氏(国立精神・神経センター武蔵病院/東京都)<指定入院医療機関>
 永山英昌氏(都城新生病院/宮崎県)<指定通院医療機関>
 嶺香一郎氏(福岡保護観察所/福岡県)<社会復帰調整官>
 松岡秀純氏(相談支援センターこころ/熊本県)<精神保健参与員>

コーディネーター 岡田 洋一氏(鹿児島国際大学/鹿児島県)

※シンポジスト、コーディネーターとも、全員精神保健福祉士です。

 わが国初めての司法精神医療システムとなる医療観察法が施行されて約2年が経過した。心神喪失等の状況下で重大な他害行為を行った者に対して、国の責任の下、手厚い医療と地域支援を謳う本制度であるが、当初描いていた制度像とは違った面も見せている。

 対象者に対して濃密な医療が提供される反面、制度運用の地域差、指定医療機関の不足等の問題が指摘されている。対象者や医療関係者にあっては、司法手続きに対する戸惑いや不安から現場において混乱を生じる場面も見られるなど、解消すべき課題が存在すると思われる。

 われわれ精神保健福祉士は、本制度のあらゆる場面にさまざまな立場から関わっており、精神保健福祉士の視点からこの1年半を検証し、より良いシステムの構築に向けて声を挙げていきたいと考える。

(2)障害者自立支援法に移行して〜シンポジウム3障害の現場より〜

シンポジスト
 山梨宗治氏(福岡県精神障害者連絡会事務局長/福岡県)
 中村清子氏(知的障害者授産施設じょいすてっぷ施設長/宮崎県)
 永山昌彦氏(障害者自立応援センターYAH!DOみやざき代表/宮崎県)
 黒木雄一氏(地域生活支援センターWING 精神保健福祉士/宮崎県)
 山本径子氏(ブライトハウス住吉 精神保健福祉士/宮崎県)

コーディネーター 木村雅昭氏(友和病院 精神保健福祉士/広島県)

司会(調整中)
 さまざまな物議をかもした「障害者自立支援法」が昨年10月に全面施行された。この法律は障害者施策の一元化、サービス体系再編、就労支援の強化、支給決定の透明化・明確化、安定的な財源の確保、といったポイントを基に、障害者が安心して生活できる社会の実現をめざすものである。しかしながら、全面施行された今、応益負担の影響を受けて福祉サービスの利用を控えたり、施設を退所してしまうという事態も起きてきている。

 そんな中、現場では今、何が起こっているのか!?それぞれの生々しい日常に焦点を当てる。

(3)精神保健福祉士としての新たな取り組み
  〜新たなつながりを創造するために(第1部)〜

 シンポジウム「精神保健福祉士の新領域への可能性について」
シンポジスト
<産業保健スタッフ分野>
 小宮康裕氏(今宿病院 医師/福岡県)
<ニート支援分野>
 竹田寿昭氏(若者自立塾静活館センター長 精神保健福祉士/鹿児島県)
<DV、虐待、トラウマ、被害者支援分野>
 甲斐英幸氏(都城児童相談所 児童福祉司/宮崎県)
<発達障害支援分野>
 鮫島奈緒美氏(宮崎市総合発達支援センター主任臨床心理士/宮崎県)

コーディネーター 細見 潤氏(細見クリニック 医師/宮崎県)

司会 佐藤満春氏(細見クリニック 精神保健福祉士/宮崎県)
 私たち精神保健福祉士を取り巻く環境は今大きく変わろうとしている。障害者自立支援法、医療観察法、発達障害者支援法、自殺対策基本法等の成立に見られるように、今まで私たちが学んできた知識だけでは、専門職として生き残れない時代が到来している。今後、私たちには、精神保健福祉に関する知識を今まで以上に深めることはもちろんであるが、今まであまりにアプローチしてこなかった領域(自殺対策・ニート・引きこもり・児童虐待・発達障害等)にも目を向ける必要が出てきている。

 転換期にある医療・福祉分野の中で、私たち精神保健福祉士が「今、何が出来るのか?」「今後、何をすべきか?」という問題を、各分野のシンポジストの取り組みを通して考える。

自主企画2

(1)出されたお茶は飲むべきか!!〜みがけ!人間関係力!!

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アドバイザー
 大山和宏氏(西岡病院/福岡県)

パネリスト
 有馬 孝氏(西都病院/宮崎県)
 鬼塚友紀氏(ピア・メンタルささき病院/宮崎県)
 児玉伸子氏(高宮病院/宮崎県)
 宮下亜寿香氏(社会復帰施設芳明館/宮崎県)

※アドバイザー、パネリストとも、全員が精神保健福祉士です。
 「自宅へ訪問してお茶を出していただいたけど、コップが黒ずんでいて・・・」お茶、飲みますか?

 毎日行う業務の中でフッとどうなんだろうと考えることってありませんか。でもあまり掘り下げて考える暇もなく流れていく・・・。そんな小さなことだけど、とても大切なポイント、ソーシャルワークを行う上での人と人との関係性や、関係力について、もう一度考えて見ませんか。私たち若手が今、経験していることや体験していることの中で、「これでいいのかな?」「こんなこと今さら聞けないし・・・」ということを飾らずに表現し、自分だけが悩んでいるんじゃない、そんなとき他のみんなはどうしているのかな、ということを分かちあっていきたいと思います。若手PSW自身の気づきと、元気を持ち帰れる場にしていきます。

対象:経験年数3年以下のPSW

定員:約50名(事前のお申し込みによりグループを決めさせていただきます)

内容:若手のパネリストが日頃の悩みを告白します。そこにアドバイザー大山氏から熱いメッセージをいただいて、参加者でバズセッションを行っていきたいと思います。結論はでなくてもよいではないですか。それぞれの世代なり、働く環境なりでの考え方があります。それを飾らずに出せる場にしたいと考えています。

(2)語ろう!!「自立」「支援」「法」〜鼎談〜

鼎談者
 木村雅昭氏(友和病院 精神保健福祉士/広島県)
 永山昌彦氏(障害者自立応援センターYAH!DOみやざき代表/宮崎県)
 田畑寿明氏(宮崎県障害児・者そうだんサポートセンター 社会福祉士/宮崎県)
司会 岩下博子氏(ブライトハウス住吉施設長/宮崎県)
 「ただ普通の生活がしたいだけなのに、なぜ利用料がかかるのか?」そんな声が聞かれる中、「そもそも自立とは何なのか?支援とは何なのか?」を改めて考えていかなければならない局面に至っているのではないか?それぞれの立場が考える「自立」とは?「支援」とは?そしてそれをふまえて必要な「法」とはどんなのものなのか?木村氏、永山氏、田畑氏の鼎談を軸に、参加者からの声を交えながら、会場一体となって考えていく。

(3)精神保健福祉士としての新たな取り組み
  〜新たなつながりを創造するために(第2部)〜

 グループワーク「精神保健福祉士が、「今できること」「今後なすべきこと」」
アドバイザー
<産業保健スタッフ分野>
 小宮康裕氏(今宿病院 医師/福岡県)
<ニート支援分野>
 竹田寿昭氏(若者自立塾静活館センター長 精神保健福祉士/鹿児島県)
<DV、虐待、トラウマ、被害者支援分野>
 甲斐英幸氏(都城児童相談所 児童福祉司/宮崎県)
<発達障害支援分野>
 鮫島奈緒美氏(宮崎市総合発達支援センター主任臨床心理士/宮崎県)
 私たち精神保健福祉士の活躍が今後期待される分野の報告や現状への考察、第1部での話題提供を受けての感想や疑問・質問などを、グループワークの中で活発に論じていく。そこから、精神保健福祉士としての専門性を活かしながら、私たちが「今できること」「今後なすべきこと」を参加者全員で共有していきたい。

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【2007年6月8日(金)】/全国大会・学会1日目

09:30-10:20

開会式

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基調講演

10:30-11:45

精神保健福祉士の関係力による福祉実践の創造

 講師:石川 到覚 氏(大正大学人間学部教授)
職歴
国立精神衛生研究所より神奈川県精神衛生センターを経て大正大学へ、同大学附属カウンセリング研究所も兼任し、現在、人間学部人間福祉学科社会福祉学専攻及び同大学院人間学研究科社会福祉学専攻教授。日本社会福祉実践理論学会・日本仏教社会福祉学理事歴任、日本精神保健福祉士養成校協会副会長や本協会理事及び全国精神保健福祉相談会顧問等関連学会・団体に参与。浄土宗・正應寺住職として境内で精神障害者小規模作業所とグループホームの場づくり等を支援。
著書
「セルフヘルプ・グループの理論と展開/活動の実際」共編著1998年/「精神保健福祉ボランティア〜精神保健と福祉の新たな波〜」編著2001年/「精神保健福祉用語辞典」編集代表2004年/「精神保健福祉援助技術各論」編著2007年 他

特別講演

12:45-13:30

精神保健福祉医療施策の現状と課題〜精神保健福祉士に期待すること〜(PDF:1.31MB

 講師:鷲見 学 氏(厚生労働省社会・援護局障害保健福祉部精神・障害保健課課長補佐)
13:45-15:45

第4回通常総会

・本協会の通常総会ですので、構成員は必ずご出席ください。
・事前に送付する「第4回通常総会議案書」をご持参ください。
・構成員は、必ず「Membership Card」及び「会章」をご持参ください。

シンポジウム

16:00-18:00

障害者自立支援法下での精神保健福祉士の実践課題

 「障害者自立支援法」が平成18年10月より施行され新たなる枠組みによる支援がスタートした。精神障害者も加えた三障害同一枠組みの同法には多くの期待もあるが、不透明な部分も多く先が見えない不安もある。「障害者自立支援法」の施行された今、精神保健福祉士がなぜ必要とされ誕生したのか、今後専門職として何をなすべきなのかを、改めて考えるときにきているのではないか。

 今回、さまざまな立場からのシンポジストを迎え、障害者自立支援法下での私たち精神保健福祉士の実践課題を再確認していきたい。

シンポジスト
<当事者の立場から>
  徳山大英氏(NPO法人全国精神障害者ネットワーク協議会代表/熊本県)
<医師の立場から>
  藤本敏雄氏(坂本病院院長/熊本県)
<看護師の立場から>
  太田知子氏(宮崎大学教授/宮崎県)
<精神保健福祉士の立場から>
  伊藤 要氏(東春病院 精神保健福祉士/愛知県)

コーディネーター 木下了丞氏(飯塚病院 精神保健福祉士/福岡県)

コメンテーター 柏木 昭氏(聖学院大学大学院教授/東京都) 大塚淳子氏(本協会常務理事/東京都)

懇親会

18:30-20:30
全国から集った仲間たちと交流を深め、素敵な宮崎の夜を過ごしましょう!多くの方のご参加をお待ちしております!イラスト「焼酎を飲んど!!」イラスト「宮崎の特産品がどっさいでっど!」

場 所:サンホテルフェニックス国際会議場内

参加費:6,000円(これ以上一切いただきません)
PDF/30KB)

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【2007年6月9日(土)】/全国大会・学会2日目

分科会

09:00-12:30

(1) 精神科医療と精神保健福祉士A

座 長 西村睦美(川越病院/京都府) 助言者 今村浩司(小倉蒲生病院/福岡県)
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(1)−1 精神科病床機能分化におけるソーシャルワークの課題〜急性期病棟担当ソーシャルワーカーへのインタビュー調査による考察〜

○岩本 操(武蔵野大学)松本直樹(井之頭病院)高井綾子(虹のセンター25)

(1)−2 急性期治療病棟におけるPSWの役割と課題

○溝野園子・藤野 悠・長谷川千種(昭和大学付属烏山病院)

(1)−3 精神科救急におけるPSWの役割と課題

○菅 聡・大西絢子(有馬病院)

(1)−4 認知症高齢者の自己決定の保障とアセスメント〜認知症の人のためのケアマネジメントセンター方式を通して〜

○寺田恵子・岩尾 貢・東 裕紀(特別養護老人ホームサンライフたきの里)荒田寛(龍谷大学)

(1)−5 児童思春期精神科医療におけるPSWの役割と課題

○林 美希・小川原聡美・入江なおみ・宮田雄吾(大村共立病院)

(1)−6 孤立する介護家族の支援〜チームアプローチの重要性について〜

○古谷真理子(桜ヶ丘記念病院 日本福祉教育専門学校精神保健福祉研究科)

(1)−7 認知症高齢者の実践的自己決定

○美濃口和之・岩尾 貢(老人デイサービスセンターたきの里)荒田寛(龍谷大学) 高村智子(加賀市地域包括支援センター)

(2) 精神科医療と精神保健福祉士B

座 長 今野えり子(城ヶ崎病院/熊本県) 助言者 木下了丞(飯塚病院/福岡県)

(2)−1 精神科医療における退院促進を再考する〜その1文献研究を通して退院促進及び阻害要因を探る〜

○井上牧子・西澤利朗(目白大学人間福祉学科)風間眞理(目白大学看護学科)

(2)−2 精神科アウトリーチサービスにおける精神保健福祉士の役割〜出会いを大切にする公的機関ACT−おかやまの実践を通して〜

○小田智美・藤田大輔(岡山県精神保健福祉センターACT−おかやまチーム)

(2)−3 障害者自立支援法施行後の精神障害者退院促進支援事業の現状等課題

○金子 努・越智あゆみ(県立広島大学) 斉藤晋治(広島国際大学)

(2)−4 長期入院当事者による地域づくり〜退院促進をこえて〜

○田所奈津子・山内はるひ(山本病院)

(2)−5 精神保健福祉センターにおける退院促進支援事業〜仙台市での取り組み〜

○平泉武志(仙台市精神保健福祉総合センター)

(2)−6 精神障害者退院促進支援事業の効果及び有益なシステム・ツール等に関する調査研究1

○澤野文彦(沼津中央病院/本協会 精神医療委員会委員長)

(2)−7 精神障害者退院促進支援事業の効果及び有益なシステム・ツール等に関する調査研究2

○澤野文彦(沼津中央病院/本協会 精神医療委員会委員長)

(3) 地域生活支援と精神保健福祉士A

座 長 小森正満(長崎市役所/長崎県) 助言者 紅林奈美夫(国際福祉専門学校/長野県)

(3)−1 「働きたい」を受けとめる〜地域有志によるグループミーティングの試み〜

○太田幸治(精神障がい者就労支援事業所あれび庵)

(3)−2 精神保健福祉サービス利用者リーダーシップ養成その1〜サービスへの関与とセルフマネジメント〜

○木村真理子(日本女子大学)牧野田恵美子(浦和大学)

(3)−3 精神保健福祉サービス利用者リーダーシップ養成その2〜WRAP研究会の試み〜

○坂本明子(久留米大学病院)磯田重行・入部陽子(障害者地域生活支援センターピアくるめ)出塩やすよ(地域活動支援センター希望)木村真理子(日本女子大学)

(3)−4 地域・行政との協働による就労移行支援事業所の設立・運営

○齋藤義明(NPO法人わき・あい・あい)

(3)−5 地域生活支援と自立支援におけるソーシャルワーク〜地域統合による早期社会復帰促進とピアサポート〜

○野浪徳一・鈴木詠子・樋渡 敏(メンタルヘルスサポートセンター)

(3)−6 グループホーム虹の再生〜被災精神障害者支援を考える〜

○服部潤吉(新潟青陵大学・長岡メンタルヘルス協会)滝浪文子(新潟県立精神医療センター) 山崎芳子(長岡メンタルヘルス協会)

(3)−7 セルフエフィカシーモデルによる就労支援〜ソーシャルワークの視点での考察〜

○三木良子・廣江 仁・島津屋賢子・齋藤舞子(就労支援センターMEW)

(4) 地域生活支援と精神保健福祉士B

座 長 川野隆二(宇佐病院/大分県) 助言者 松本すみ子(東京国際大学/埼玉県)

(4)−1 非専門性を生かした地域生活支援〜つくりっこの家の実践より〜

○金井 聡(小規模通所授産施設つくりっこの家クラブハウス)

(4)−2 機関紙を用いた地域啓発活動

○佐藤美紗子・森 克彦・清水一葉・谷奥大地・吉内一真(地域生活支援センターアンダンテ)宮脇 稔・上田幸輝・中崎千恵・小塚裕喜・中尾達美・上島有美(生活訓練施設アンダンテ)

(4)−3 「出前交流塾」の実践から〜一般市民を対象とした認知症の勉強会〜

○高尾由美子・古家佳子・野津美晴・三原崇広・北脇琴美・原田 勉・新藤優子・高野和子・高尾守正・高橋幸男(エスポワール出雲クリニック)

(4)−4 精神障害者に理解を〜啓発寸劇の取り組み〜

○常増健二(国立病院機構 菊池病院)大川加須美(菊池保健所)梅野真美(大津町役場)東 亜紀(合志市役所)杉本恵子(中山記念病院)

(4)−5 作業所の運営基盤の強化とセルフヘルプ・グループ活動とのコラボレーション〜愛知県精神保健福祉センターにおける「地域精神保健医療福祉対策研究会」事業を通して(第1報)

○円谷俊夫・伊藤裕子・中村直子(愛知県精神保健福祉センター)青木聖久(日本福祉大学)宮沢和志(ワーキングスペースおおぶ)森 寛之(ハーミット)

(4)−6 精神保健福祉に関する福祉教育〜小学校における実践報告と今後の可能性〜

○廣江 仁・島津屋賢子(就労支援センターMEW)小川育美(ミューのいえ)春日さやか(ワークショップMEW)立山 尚(ルーテル学院大学大学院生)松本すみ子(東京国際大学)山口かの子(ライフサポートMEW)

(5) 地域生活支援と精神保健福祉士C

座 長 山城涼子(晴風苑/沖縄県) 助言者 宮部真弥子(和敬会 生活センター/富山県)

(5)−1 生活支援における精神保健福祉士の役割〜訪問看護を通して見えてきたもの〜

○奥野幸代(宮崎若久病院)

(5)−2 うつ病・不安障害を対象としたデイ・ケアにおける復職支援の試み

○加藤由希・大野美和・新名久美子・福島 南・五十嵐良雄(メディカルケア虎ノ門)

(5)−3 精神障害者の「自立支援」の在り方に関する研究〜居住施設におけるソーシャルワーク実践を通して

○川田敬恵・北川裕道い(グループホーム美山ヒルズ)

(5)−4 デイ・ケアで本人と向かい合うとは?〜日々置き去りにしてきたもの〜

○佐藤真美・高田絵里・鈴木康一(沼津中央病院)

(5)−5 訪問型個別就労支援の取り組みについて

○長岡大文(地域活動センター柿の木)倉知延章(九州ルーテル学院大学)

(5)−6 生活の再構築〜退院援助事例の考察〜

○西川圭一郎・川西真理・小野美鈴(大阪医科大学付属病院)

(5)−7 当事者の揺らぎに寄り添う

○森枝良介(宮之城病院)

(6) 法制度施策と精神保健福祉士A

座 長 岡田洋一(鹿児島国際大学/鹿児島県) 助言者 大塚淳子(本協会/東京都)

(6)−1 医療保護入院の特質と課題

○篠原由利子(平成女学院大学)

(6)−2 鹿本圏域における相談支援事業の取り組み

○須藤史朗(地域生活支援センターなでしこ)

(6)−3 福祉事務所の新たな事業モデルにおける精神保健福祉士の位置付け

○福田育弘(舞鶴市福祉事務所)

(6)−4 障害者自立支援法の課題と改善に向けた取り組み・1〜さいたま市の障害福祉計画策定のプロセスから〜

○増田一世(やどかり情報館)

(6)−5 障害のある人の地域生活支援活動の質を保障する〜さいたま市における相談支援体制の構築に向けて〜

○三石麻友美(見沼区障害者生活支援センター/やどかりの里)

(6)−6 利用者とともに障害者自立支援法をどう学んだか

○宮沢和志(通所授産施設ワーキングスペース大府)

(6)−7 医療観察法における精神保健福祉センターの関与の実際と課題〜精神保健福祉センター全国調査を中心に

○四方田清(千葉県精神保健福祉センター)五月女純子(千葉県精神科医療センター)佐藤三四郎・佐々木英司(埼玉県立精神保健福祉センター)堀切 明(埼玉県栗精神医療センター)尾上孝文(東京都立中部総合精神保健福祉センター)

(7) 法制度施策と精神保健福祉士B

座 長 池田 守(若草病院/宮崎県) 助言者 橋本みきえ(西九州大学/佐賀県)

(7)−1 精神病院内においての金銭管理の見直し〜当院の取り組み〜

○赤崎恵美(十和田市立中央病院)

(7)−2 病院における通帳管理とPSWの関与

○川口真知子・大塚直子・日高寛子・中川智美(井之頭病院)

(7)−3 成年後見制度を利用し退院へと至った事例の一考察〜不安、不安と言っていてもはじまらない!退院する!!〜

○多賀真理(若久病院)

(7)−4 精神障害者施設に対する住民運動への対応〜事例分析の視点から〜

○野村恭代(帝塚山大学)

(7)−5 日常の中から権利について考える(第2報)〜東京精神保健福祉士協会権利擁護委員会の活動から〜

○松永実千代(成増厚生病院)岩崎 香(順天堂大学)山田恭子(都立府中病院)坂田史郎(桜ヶ丘病院)畔上幹夫(鶴が丘病院)伊藤亜希子(東京武蔵野病院)他東京精神保健福祉士協会権利擁護委員会委員

(7)−6 精神病院における民間権利擁護活動の実際とその効果

○壬生明日香(福山平成大学福祉健康学部)

(7)−7 安心できる暮らしのために「精神に障がいのある人の生活サポートハンドブック」(仮)作成の目的と経過

○宮崎まさ江(長野大学)岩崎 香(順天堂大学)伊藤亜希子(東京武蔵野病院)伊東秀幸(田園調布学園大学)上野容子(東京家政大学)金成 透(鈴木慈光病院)坂本智代枝(大正大学)澤 恭弘・三澤孝夫(国立精神・神経センター武蔵病院)中川さゆり(地域生活支援センタープラザ)

(8) チーム・ネットワーク等

座 長 三根知起(嬉野温泉病院/佐賀県) 助言者 大山和宏(西岡病院/福岡県)

(8)−1 明石市におけるソーシャルアクションの展開(第3報)

○阪田憲二郎(神戸学院大学)河野康政(かもめクリニック)足立麻子(サポートセンター西明石)笠井俊吾(大村病院)橋本裕子(関西青少年サナトリューム)徳田 篤(長田むつみ会)

(8)−2 市町村と病院との連携について

○清水寛之・加藤瑞枝(相模ヶ丘病院)池田陽子(座間市保健福祉部障害福祉課)

(8)−3 障害者自立支援法の課題と改善に向けた取り組み・2〜障害種別を超えたネットワークづくりと自立支援法の改善運動〜

○白石い直己(やどかりの里援護寮)

(8)−4 児童虐待ケースへのかかわり〜チームで支えるメリット〜

○鈴木詩子・田村 信(こころのクリニックなります)

(8)−5 地域に支えられる作業所活動〜しらゆり作業所の活動から〜

○二本柳 覚(日本福祉大学大学院)

(8)−6 長期入院者へのアプローチ〜グループ活動をとおして見えてきたもの〜

○藤澤由美・尾関美和子・妹尾順子・牧野裕子・山岸香織(関西青少年サナトリューム)

(8)−7 他職種との意見の相違で揺らぐ精神保健福祉士〜遠方に住む弟との関わりで病状が不安定となる入院患者への支援を通して〜

○八谷由香(城ヶ崎病院)

(9) 教育・研修等A

座 長 押川奉史(宮崎医療福祉専門学校/宮崎県) 助言者 今井博康(北翔大学/北海道)

(9)−1 精神保健福祉現場実習における学生の心理的変化に関する研究〜心理的側面に着目した学生支援のあり方を中心に〜

○大西 良・辻丸秀策・藤島法仁・占部尊士・大岡由佳・鋤田みすず・末崎政晃・福山裕夫(久留米大学大学院)

(9)−2 養成機関における「精神保健福祉援助実習」の事前・事後指導の課題

○越智あゆみ・金子 努(県立広島大学)

(9)−3 グループスーパービジョンの実践1〜スーパーバイジーとしての成長と変化〜

○木下英奈(耕房“輝”)花澤佳代(北海道医療大学看護福祉学部)

(9)−4 グループスーパービジョンの実践2〜スーパーバイザーとしての成長とスーパービジョンの意義〜

○花澤佳代(北海道医療大学看護福祉学部)木下英奈(耕房“輝”)

(9)−5 精神保健福祉援助実習の質の向上を目指して〜実習に関する協会員アンケートからの検証〜

○斉藤晋治(広島国際大学)向井克仁(三原病院)中村卓治(広島文教女子大学)河村隆史(己斐ヶ丘病院)田代弥生(安佐病院)越智あゆみ(県立広島大学)古御堂正(広島医療保健専門学校)貞政姿帆(地域生活支援センターひだまり)

(9)−6 「精神保健福祉援助実習」実習前における学生の意識に関する考察

○吉澤 豊・向井智之(日本福祉教育専門学校)

(9)−7 「精神保健福祉援助実習」に関する長崎県精神保健福祉士協会の取り組み

○米満恭一郎(真珠園療養所)小森誠治(天神病院)

(10) 教育・研修等B

座 長 立川和也(宮崎保健福祉専門学校/宮崎県) 助言者 小山宏子(九州保健福祉大学/宮崎県)

(10)−1 PSWの視点スケールVol.3・Vol.4の作成過程と今後の課題

○大場義貴(聖隷クリストファー大学/精神保健福祉委員会)山田 創(地域生活支援センターサンスマイル)三木良子(就労支援センターMEW)近藤義夫(NPO法人障害者支援情報センター)池田千穂(静岡県精神保健福祉センター)尾上義和(多摩市障がい者支援センターのーま)西村由紀(NPO法人メンタルケア協議会)白石直己(やどかりの里援護寮)

(10)−2 精神科病院における精神保健福祉士ローテーションの試み

○加藤瑞枝・竹内壮志(相模ヶ丘病院)

(10)−3 卒後新人研修におけるKUPAのセルフ・ヘルプ・プログラムの現状

○末崎政晃(久留米大学大学院比較文化研究科)松永美咲(中村病院)石橋香織(松岡病院)斉藤勇樹(植田病院)

(10)−4 ソーシャルワーカーが出会うとまどい、ゆらぎ、じれ〜静岡県会員研修から浮かび上がってきたもの〜

○菅原小夜子(榛原総合病院)吉川公章(聖隷クリストファー大学)澤野文彦(沼津中央病院)

(10)−5 パーソナリティ障害者に対する関わり方の研究〜ソーシャルワークの視点から〜

○名城健二(沖縄大学)

(10)−6 燃えつきたインフォーラム若手勉強会〜「しゃべれ場」を通して見えてきたこと〜

○備瀬恭子(田崎病院)徳元裕子(勝連病院)

(11) 自由演題

座 長 吉村克寿(永田病院/宮崎県)
助言者 赤星香世子(熊本学園大学/熊本県)

(11)−1 精神保健福祉士から見た適正指導教室の現状と課題

○加藤寛盛(浜松市チャレンジ教室 ふれあい教室)大場義貴(聖隷クリストファー大学)小粥義雄(浜松市教育委員会)

(11)−2 子どものためのソーシャルワーク〜母の精神不安と子どもの育ち

○周防美智子(子ども家庭相談室)

(11)−3 精神障害を持つ当事者におけるリカバリーに関する一考察〜量的調査とグループインタビュー調査より〜

○寺澤法弘(北林病院)

(11)−4 ウクライナにおけるポスト・チェルノブイリ時代の国民の意識変化

○ポドリヤク・ナタリア・大西 良・末崎政晃(久留米大学大学院)

(11)−5 当事者が語る地域生活支援〜地域生活支援センター利用者の声から〜

○安元紀子(九州環境福祉医療専門学校)

(11)−6 救命救急センターにおける自殺企図者への関わり

○山田素朋子・名取みぎわ・佐藤玲子・河西千秋・平安良雄(横浜市立大学精神医学教室)山田朋樹・中川牧子・長谷川花・古谷拓(横浜市立大学附属市民総合医療センター)

(12) ポスタ

(12)−1 老年期のアルコール依存症者支援の課題

○緒方清美(横浜病院)黒沢真理子

(12)−2 「連携」の概念整理とその関連要因 その1

○吉池毅志・辻井誠人・富澤宏輔(大阪人間科学大学)栄セツコ・郭 麗月(桃山学院大学)中本明子・勝又真敬・田部篤太郎(サポートセンターむ〜ぶ)吉川郁子(生活支援センターななつぼし)高橋健太(地域活動支援センターコスモールいこま)高田玲子(和歌山市保健所)山内はるひ(山本病院)永井陽子(桃山学院大学大学院生)

(12)−3 「連携」の概念整理とその関連要因 その2

○栄セツコ・郭 麗月(桃山学院大学)吉池毅志・辻井誠人・富澤宏輔(大阪人間科学大学)中本明子・勝又真敬・田部篤太郎(サポートセンターむ〜ぶ)吉川郁子(生活支援センターななつぼし)高橋健太(地域活動支援センターコスモールいこま)高田玲子(和歌山市保健所)山内はるひ(山本病院)永井陽子(桃山学院大学大学院生)

記念講演

13:30-14:30

石井十次の足跡について

講師:山田 火砂子 氏(映画監督)
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 日本における社会福祉事業の先駆者であり、「孤児の父」と謳われる石井十次。岡山孤児院が有名ですが、実は宮崎県児湯郡上江村(現:高鍋町)の出身です。被災や戦災などによる孤児たちの救済にあたり、晩年は郷里の木城町茶臼原(ちゃうすばる)の岡山孤児院を移転させ生涯を福祉にささげた宮崎を代表する偉人です。

 今回、全国大会を開催するにあたり、この郷土が生んだ社会福祉事業の先駆者石井十次を描いた「石井のおとうさんありがとう」」を監督された山田火砂子監督をお招きしました。


<プロフィール>東京生まれ。戦後女性バンド「ウエスタン・ローズ」で活躍。舞台女優を経て、映画プロデューサーに転身。実写版の「はだしのゲン」「春男の翔んだ空」「裸の大将放浪記」など数多くの作品製作に携わる。初の監督作品としては、アニメ映画「エンジェルがとんだ日」がある。これは重度の知的障害者である長女とともに歩んできた半生を題材にしたもの。日本初の孤児院を作り、多くの子どものを救った石井十次の生涯を映画化した「石井のおとうさんありがとう」では、平成17年日本児童福祉文化賞を受賞。最新作「筆子・その愛」では、女性の地位と障害者福祉の向上に尽くした石井筆子を描いている。著書に「トマトが咲いた」があるが、これは娘2人を育てながら、映画プロデューサーとして歩んできた、泣き笑いの29年間をまとめたもの。他に「夢見る火砂子さん映画石井十次を撮る」。また学校・施設・イベント等で、福祉、教育、子育て、平和など幅広いテーマで講演活動も行っており、実績も豊富である。

<主な監督作品>「エンジェルがとんだ日(アニメ映画)」(1996年)、「石井のおとうさんありがとう−岡山孤児院・石井十次の生涯−」(2004年)、「筆子・その愛−天使のピアノ−」(2006年)

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14:40-15:10 閉会式

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