近年、精神保健福祉士(以下、PSWという)の職域は広がりをみせ、刑事司法過程に関連する職場で働くPSWが増加するとともに、精神保健福祉士も日常業務においても刑事司法過程との接触面が拡大しつつある。
司法と精神保健福祉の連携が求められる領域におけるPSWの将来像を展望し、その人材の育成も含めた司法精神保健福祉分野の充実発展の具体策を検討するために発足した本委員会においては、まずは罪を犯したクライエントや被害を受けたクライエントのそれぞれに対しPSWが支援を行っている実態を可能な限り把握することが必要であると考え、公益社団法人日本精神保健福祉士協会埼玉県支部及び石川県支部の協力を得て、同支部構成員を対象とするアンケート調査を実施した。
本調査は、あくまでもプレ調査の位置づけであるが、これを出発点として、今後の司法精神保健福祉の充実発展の一助になれば幸いである。
■一括ダウンロード用データ(A4判・34頁//1.088KB)
はじめに
T.調査概要
U.結果(属性)
V.相談対応の実態
W.支援の態度
X.支援を行う際に経験した困ったことや何か特別に考えるような事柄
Y.望ましい支援のあり方や方策
Z.調査結果の考察と今後の課題
[.委員会に対するご意見
添付資料
編集・執筆者
司法精神保健福祉委員会(執筆・編集)
会 長 | 浅香山病院 | 柏木 一惠 |
担当理事 | おおや精神保健福祉オフィス | 大屋 未輝 |
委員長 | 夢の実ハウス | 関口 暁雄 |
副委員長 | 武庫川女子大学 | 大岡 由佳 |
和歌山保健所 | 喜多 彩 | |
委 員 | 山口保健所 | 金子 宏明 |
岸和田公共職業安定所 | 喜多見達人 | |
ピアサポートいしびき | 寺西 里恵 | |
大阪府地域生活定着支援センター | 山田真紀子 | |
法務省大阪矯正管区 | 柴田 純子 | |
三原病院 | 向井 克仁 | |
助言者 | 法務省保護局 | 今福 章二 |
國學院大學 | 安田 恵美 |