開催案内

課題別研修/ソーシャルワーク研修2016〜知識や技術を高めよう〜


テーマ1  成年後見に関する研修(第12回)(3/4、5)
テーマ2  支援の姿勢を学ぼう〜かかわりの第一歩、面接と記録のスキルを学ぼう〜(3/4)
テーマ3  障害者総合支援法改正を見すえて社会から期待される精神保健福祉士になるために〜精神保健福祉士の価値・視座と実践技術〜(3/4)
テーマ4  実習指導者フォローアップ研修〜実習指導の質を高めよう〜(3/5)
テーマ5  精神保健福祉士として歩んでいくために〜精神保健福祉士の醍醐味とは〜(3/5)


日時 2017年3月4日(土)、5日(日)
会場 神戸女子大学(神戸市中央区港島中町4-7-2 ポートアイランドキャンパス)
参加費 構成員 1日につき: 5,000円非構成員 1日につき: 7,500円学生 1日につき: 3,000円
※学生のうち「学生会員」は1日につき1,000円
※テーマ1は2日間プログラムのため、上記費用の倍になります
懇親会費(3/4) 4,000円(オプション)
定員 各50名(先着順。定員になり次第締切。)

※申込書はこちらからダウンロードしてください。 申込書PDFファイル(285KB)、申込書WORDファイル(65KB)・事前伺い(任意のご提出)伺い様式PDFファイル(120KB)、伺い様式WORDファイル(31KB)


■研修のお誘い

 ご愛顧にお応えして、今年もやります。「ソーシャルワーク研修2016」。
 本研修の開催も実に8回目を数えることになりましたが、今回は、やや趣向を変えて、これまでの「秋」ではなく、「早春」に。また、5年ぶりに近畿地区での開催といたしました。
 さて、今年度のソーシャルワーク研修では、5つのテーマを企画いたしました。
 課題別研修としても実施しております「成年後見に関する研修」を実施するほか、東京以外では初開催となります恒例の「面接技法に関する研修」、アンケート等でも待望の声が多く寄せられます「実習指導者フォローアップ研修」をついに。また、地域生活支援推進委員会全面企画となります「実践基礎研修」、学生のみなさんや概ね3年未満の実務経験者の方々を対象とした「成長に挑む」企画研修を開催いたします。
 本研修は、未来を担う学生のみなさまの参加も歓迎しております。
 また、現任者のみなさまには、実践的な知識・技術の習得と価値・理念の再確認、仲間とのふれあいから明日への鋭気を養う機会としていただければと思っております。「変える」「鍛える」「固める」が散りばめられたラインナップでお送りします今年度の本研修、あなたは、どのテーマについての「学び」を深めますか?


日程/プログラム(敬称略)

テーマ1:成年後見に関する研修(第12回)

 本研修では、成年後見制度の理解を深め、制度が抱える課題を学び、当事者にとってより良い権利擁護のあり方を考えます。経験豊富な弁護士、司法書士、家庭裁判所職員などの講師陣による講義が中心です。成年後見をめぐる法的知識と実践的な視点を得て、一歩進んだ学びを深めましょう。精神保健福祉士として権利擁護、成年後見制度について学びたいと思われる方であれば、どなたでも参加が可能です。
 本研修を修了した履歴は2017年度に限り、認定成年後見人養成研修の一部に読み替えることができます。お申込みをお待ちしております。

2017年3月4日(土)
12:30 開講式・オリエンテーション(受付開始 12:15〜)
12:40 講義1「成年後見制度の概要」(90分)
14:10 休憩(10分)
14:20 講義2「成年後見人の基礎知識@」(60分)
15:20 休憩(10分)
15:30 講義3「成年後見制度による権利擁護」(90分)
17:00 1日目終了(-17:15)

<終了後、全テーマ合同懇親会予定>

3月5日(日)
09:00 講義4「成年後見制度の現況」(60分)
10:00 休憩(10分)
10:10 講義5「成年後見人の基礎知識A」(90分)
11:40 昼休み(60分)
12:40 講義6「成年後見人の実務@」(90分)
14:10 休憩(10分)
14:20 講義7「成年後見人としての倫理」(60分)
15:20 休憩(10分)
15:30 演習1「事例研究@」(90分)
17:00 閉講式(-17:15)

★講師は確定次第、掲載いたします。

テーマ2:支援の姿勢を学ぼう〜かかわりの第一歩、面接と記録のスキルを学ぼう〜

 かかわりの中で、「聴くこと」「伝えること」「まとめ、記録に残すこと」に不安を感じてはいませんか?私たちソーシャルワーカーのかかわりは、「聴き」「伝え」「まとめる」だけではなく、かかわりの「質」が専門職として問われているのではないでしょうか。私たちに必要な基本的な視点と心構え、実践的な面接技法、そして希望の多かった記録の残し方について講義と演習を通し学びます。基本的かかわりの姿勢や価値について、日々の実践における「面接・記録」という視点から振りかえり、自身のかかわり方の特徴などを知ることができる時間にしたいと考えています。一緒に体験しませんか。

2017年3月4日(土)
09:15 開講式・オリエンテーション(受付開始 9:00〜)
09:30 講義1「相談支援の基本姿勢」(60分)
      講師:渡邉俊一(希づき)★
10:30 休憩(10分)
10:40 講義2「記録の基本姿勢とスキルを学ぶ」(60分)
      講師:岩崎 香(早稲田大学人間科学学術院)
11:40 演習1「基本姿勢を学ぶ」(30分)
12:10 昼休み(60分)
13:10 講義3「面接の基本的なスキルを学ぶ」(60分)
      講師:鈴木詩子(慈友クリニック こころのクリニックなります・高島平)★
14:10 休憩(15分)
14:25 演習2「面接・記録の体験演習」(120分)
16:25 発表・演習総括(30分)   
16:55 閉講式(−17:10)

<終了後、全テーマ合同懇親会予定>

★本協会研修企画運営委員会

テーマ3:障害者総合支援法改正を見すえて社会から期待される精神保健福祉士になるために〜精神保健福祉士の価値・視座と実践技術〜

 このほど、退院後生活環境相談員、地域移行推進員等の職種ができていますが、それらの役割は精神保健福祉士が本来担う役割と重なります。今改めて精神保健福祉士の本質が問われているのです。
 精神保健福祉士はソーシャルワーカーとしての価値、視座、そしてケアマネジメント、グループワーク、コミュニティワーク等の技術を以て実践する専門職です。今回の研修は、2018(平成30)年度の障害者総合支援法改正も見すえ、社会から期待される地域実践者としての精神保健福祉士に向けた企画です。特に初任の方には参加していただきたいと思います。

2017年3月4日(土)
09:40 開講式・オリエンテーション(受付開始 9:25〜)
09:50 講義1「地域生活支援の本質を確認する」(60分)
      講師:門屋充郎(十勝障がい者総合相談支援センター★)
10:50 休憩(10分)
11:00 演習1「地域生活支援で求められる実践とは何か」(30分)
11:30 休憩(10分)
11:40 講義2「平成30年の障害者総合支援法の改正を見すえた実践報告」(60分)
      講師:地域生活支援推進委員
12:40 昼休み(60分)
13:40 講義3「地域生活支援の実践に求められる技術〜ロールリバーサル〜」(60分)
      講師:岩上洋一(じりつ★)
14:40 休憩(10分)
14:50 演習2「PSWとして自分の役割を考える」(60分)
15:50 休憩(10分)
16:00 シンポジウム「経験豊かな先輩の技術を盗む。」シンポジスト:           (60分)
      有野哲章(山梨県立あゆみの家★)
      徳山 勝(半田市障害者相談支援センター★)
      金川洋輔(サポートセンターきぬた★)
      吉澤浩一(相談支援センターくらふと★)
17:00  閉講式(−17:15)

<終了後、全テーマ合同懇親会予定>

★本協会地域生活支援推進委員会

テーマ4:実習指導者フォローアップ研修〜実習指導の質を高めよう〜

 精神保健福祉士の実習指導者に実習指導者講習会の修了が義務づけられ5年が経過しました。実習指導者講習会には多くの方が受講されましたが、試行錯誤しながらの実習指導が続いているように思われます。
 そこで「精神保健福祉士実習指導者講習会」修了者を対象に、より質の高い実習指導が行えるためのフォローアップ研修を企画しました。この研修ではオリエンテーション、実習計画、記録を用いた指導、実習評価に焦点を絞り、講師の具体的な実例を取り上げつつ、さらに講義では個人ワークを織り交ぜながら進めていきます。多くの方のご参加をお待ちしております。

2017年3月5日(日)
09:50 開講式・オリエンテーション(受付開始 9:35〜)
10:00 講義1「精神保健福祉援助実習の状況と今後の課題」(40 分)
      講師:齊藤晋治(健康科学大学)★           
10:40 休憩(10 分)
10:50 講義2「私のオリエンテーション及び実習計画書の活用法」(100分)
      講師:岡本秀行(川口市役所)★
12:30 昼食(60分)
13:30 講義3「実習記録を用いた実習指導」(100分)
      講師:富島 喜揮(四国学院大学)
15:10 休憩(10 分)
15:20 講義4「あなたの実習評価をみつめてみましょう」(90分)
      講師:齊藤晋治(健康科学大学)★
16:50 閉講式(−17:05)

★本協会研修企画運営委員会

テーマ5:精神保健福祉士として歩んでいくために〜精神保健福祉士の醍醐味とは〜

 我々精神保健福祉士は、クライエントや家族の切実な思いに直面することや、所属機関からの期待、所属機関内・専門職間で様々な葛藤や困難を抱くことが多くあります。しかし、それに応えることができず、無力さや虚しさを感じることは少なくありません。そこで、いろいろな立場で活動する精神保健福祉士の実践を聞き、普遍的な視点や価値を知ることで、精神保健福祉士を目指し、成長し続けるきっかけになるような研修を企画しました。精神保健福祉士の醍醐味に触れる機会として、新人さんや学生さんのご参加を心よりお待ちしております。

2017年3月5日(日)
10:00 開講式・オリエンテーション(受付開始 9:40〜)
10:10 講義「失敗体験から何を学び、どのような工夫につなげたか
      〜葛藤や困難と向き合いながらも成長してきた私〜」(110分)
12:00 昼休み(60分)
13:00 パネルディスカッション「みんなで共有しよう〜精神保健福祉士の醍醐味と私たちの成長〜」(210分)
     パネリスト(精神科病院、障害福祉サービス事業所、児童、高齢者、行政機関などで調整中)
     ※小グループでのグループディスカッションも予定しております。
16:30閉講式(−16:45)

パネルディスカッションのタイトルに誤植がございました。上記プログラムは修正済です。大変申し訳ございませんでした。(2016/12/01)

★講師は確定次第、掲載します

※全テーマともにプログラム内容及び講師は、変更となる場合もございますので、あらかじめご了承ください。

■開催概要

1.定員 (先着順。定員になり次第締切。)

各50名

2.費用

構成員   1日につき: 5,000円
非構成員 1日につき: 7,500円
学生    1日につき: 3,000円
※学生のうち「学生会員」は1日につき1,000円
※テーマ1は2日間プログラムのため、上記費用の倍になります

懇親会費(3/4): 4,000円(オプション)
※懇親会は、ご希望によりお申込みください。
※本研修ではお弁当のご用意はございません。

3.対象 次のいずれかに該当する方。

  1. 本協会構成員(2016年度の年会費まで納入済)
  2. ソーシャルワーカー(非構成員)
  3. 精神保健福祉士をめざす学生
※テーマ4は本協会主催を問わず「精神保健福祉士実習指導者講習会」の修了が追加要件です。

4.お申込方法

  1. 「受講申込書」を個人ごとに本協会までFAXしてください(原本保管のこと)。
  2. 研修に係る費用は、受講証と共に送付する払込書にて所定の期限までにご送金ください。
  3. 「申込み」締め切り 1月15日(日)必着
  4. 受講証等発送日 1月23日(月)

5.変更・参加取消

  1. 変更、取消のご連絡は、各自保管の申込書(原本)を訂正のうえ、改めてFAXしてください。
  2. 原則として受講証送付後の受講取消及び受講費のご返金はできません。ただし、受講費納入後の取消の場合は、研修終了後に当日資料を送付します。

6.その他

  1. 受講者名簿を作成します。名簿には受講者全員のお名前・都道府県名を掲載いたしますが、勤務先名・勤務先所在地・TEL・FAXの掲載の可否は申込書にてお知らせください。
  2. 宿泊のご用意はありません。
  3. 災害保険等は各自ご加入ください。

<参加申込み先>
「ソーシャルワーク研修2016」係
〒160-0015 東京都新宿区大京町23-3 四谷オーキッドビル7F 公益社団法人日本精神保健福祉士協会
TEL.03-5366-3152 FAX.03-5366-2993 E-mail:office@jamhsw.or.jp

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