主催:公益社団法人日本精神保健福祉士協会
企画・運営:公益社団法人日本精神保健福祉士協会 精神医療・権利擁護委員会

精神医療・権利擁護委員会 オンライン(Zoom)勉強会
「精神科病院から虐待をなくすために私たちは何をするべきか〜神出病院事件から学ぶ〜」開催のご案内

開催にあたって

案内チラシ

ダウンロード(PDF/539KB)

 われわれ精神保健福祉士は、『個人としての尊厳を尊び、人と環境の関係を捉える視点を持ち、共生社会の実現をめざし、(中略)クライエントの社会的復権・権利擁護と福祉のための専門的・社会的活動を行う専門職(精神保健福祉士倫理綱領 前文)』です。

 2020年3月4日に報道された「神出病院事件」は、クライエントの尊厳と人権を著しく踏みにじる、決して許されない事件です。

 精神医療・権利擁護委員会では、「神出病院事件」の報道以後、情報収集や意見交換を続けてきました。私たちは、「社会的復権・権利擁護と福祉のための専門的・社会的活動を行う専門職」であるからこそ、この事件を正しく理解し、これまで何ができたのか、できなかったのかを振り返り、これから何をするべきか等を真正面から考える必要があります。

 精神保健福祉士として、どこで働いていようとも「わが事」として関心を持ち続け、私たちに何ができるのかをともに考えたいと思い、今回の勉強会を企画しました。

 精神科病院における虐待について、【現状と課題】を把握し、【神出病院事件への兵庫県精神保健福祉士協会の取り組み】から学び、【演習】では双方向のやり取りで語り合い、知恵を出し合い、次の行動につながる第一歩となる機会にしたいと思います。

 構成員のみなさまのご参加をお待ちしております。

開催日・プログラム

2021年8月22日(日) 13:00開会 17:00閉会(当日Zoomへの入室 12:40〜12:50)

時間配分内容
13:0010分開会挨拶・主旨説明
(司会・説明者:増田 喜信/精神医療・権利擁護委員会 副委員長)
13:1030分「環境が生み出す権利侵害〜無知と無関心がもたらすもの〜」
(講師:大山 和宏/精神医療・権利擁護委員会 委員)
13:4040分「神出病院事件への兵庫県精神保健福祉士協会の取り組み〜『氷山の一角』に求められる行動とは〜」
(講師:北岡 祐子氏/一般社団法人兵庫県精神保健福祉士協会 会長・本協会兵庫県支部 支部長)
14:20120分演習(Zoomのブレイクアウトルーム機能を使用してのグループワーク)
 演習進行説明(10分)
 グループワーク(110分)※精神医療・権利擁護委員会委員がファシリテーター担当
  ★途中、約10分の休憩あり
16:2030分まとめ(各グループファシリテーターによる報告)
16:5010分閉会挨拶
(挨拶:水野 拓二/本協会 副会長・権利擁護部担当副会長)

申し込み概要

【対象】

  1. 本協会構成員 ※演習にオンラインで参加できる方

【定員】

  1. 78人(先着順/申込多数のため、定員数を増やしました(210720))

【参加費】

無料

【申込締切日】

2021年8月1日(日) ※定員を超えた場合締め切る場合があります

【開催方法及びご連絡事項】

【お申込み方法】

【勉強会参加にあたってのお願い】

【キャンセルについて】

参加申し込みWebフォーム

お申し込みは、以下のWebフォームから送信ください。

※構成員マイページを含む本申込フォームのデータ通信には、SSLを用いた暗号化を行っています。

問い合わせ先

公益社団法人日本精神保健福祉士協会 事務局
〒160-0015 東京都新宿区大京町23番地3 四谷オーキッドビル7階
TEL.03-5366-3152 FAX.03-5366-2993 E-mail:office@jamhsw.or.jp


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