東日本大震災復興支援委員会活動報告書　活動の軌跡〜想いを備えに〜（2023年３月11日発行）

公益社団法人日本精神保健福祉士協会　前・東日本大震災復興支援委員会　編集

■一括ダウンロード用データ（A４版・100頁／PDF／185MB）

「東日本大震災復興支援委員会活動報告書　活動の軌跡〜想いを備えに〜」発刊のご案内と御礼

東日本大震災の発災から12年が経過しました。
　10年ひと昔と例えられますが、本協会は通算11年間という長期間に亘って活動を継続して参りました。その役割を担ってきた東日本大震災復興支援委員会は発展的に収束する形で、昨年度末を以てその活動に幕を閉じました。災害支援は発災直後に注目されやすいものです。しかし、これだけ息長く活動ができたことは、私たち精神保健福祉士の矜持であると表現しても過言ではなく、これはひとえに全国構成員各位からの暖かなご理解とご支援の賜物であって感謝の念に堪えません。また、“東北だけではなく全国的な問題として恒常的に取り組む”という覚悟を持って、「本部」から常設の「委員会」に体制を構築してくださった協会本部の皆さま、そして活動を力強く支えてくださった事務局の皆さまにもこの場を借りて改めて感謝申しあげます。

　さて、このたび、その活動に参画された皆さまの想いをお寄せいただいた報告書が完成いたしましたので、ご案内申しあげます。

　「災害支援は特別」と捉えがちですが、人と環境の相互作用に着目する私たちソーシャルワーカーとしては、時間軸で見た場合、“災害時の”ソーシャルワークということでしかありません。実は、本協会の活動は、1995（平成7）年の阪神淡路大震災から始まったと伺っております。本協会は当時から「支援者を支援する』ということを理念に据え、その後の活動や体制整備の構築に尽力してまいりました。東日本大震災復興支援委員会は閉じましたが、そこで得られた知見や教訓は、現在の「災害支援体制整備・復興支援委員会」に託され、精力的に活動を継続しておられます。昨今の災害は頻発かつ甚大・広域化していますので、同委員会にも是非、皆さまからのお力添えいただければ幸いです。

　諸般の事情から１年越しの発刊となってしまい、甚だ恐縮ではございますが、是非お手に取ってご覧ください。報告書に収められたたくさんの想いに触れ、災害時の備えとしての一助になるようでしたら、委員会冥利に尽き、このうえなく幸甚に存じます。

　11年間、本当にありがとうございました。
　今後ともどうぞご安全に。そして、皆さまのご健勝を心より祈念申しあげます。

2023年４月
前・東日本大震災復興支援委員会　一同

東日本大震災復興支援活動報告書目次

• フォトギャラリー
• 目次
• 巻頭言
• 発刊に寄せて
• 活動年表
• 歴代関係役員・委員一覧
• つながる想い　東日本大震災対策本部から東日本大震災復興支援本部へ
• 東日本大震災復興支援委員会　活動の検証
• つながる・つなげる　それぞれの想い　東日本大震災復興支援委員と仲間からのメッセージ
• 展望・提言
• 編集後記
• 資料編

執筆者（50音順）

東日本大震災復興支援委員会（2020年度・2021年度）

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