第59回公益社団法人日本精神保健福祉士協会全国大会・第23回日本精神保健福祉士学会学術集会

テーマに込めた想い

今回の大会テーマは「ひらく-あたらしい時代の精神保健福祉-」としました。

2023年度の第58回全国大会・第22回学術集会(愛媛大会)では
「ミッション!社会的復権の実現~ソーシャルワーク実践の深化・進化・真価~」というテーマのもと、
精神保健福祉士としての役割や責任を再検証し、
社会的復権・権利擁護と福祉のための専門的活動を発展させていく機会となりました。

兵庫県では、愛媛大会での思いを引き継ぎ、
より発展を推し進めるべく、「ひらく」という言葉をテーマに込めました。
我々、精神保健福祉士は、精神保健福祉の世界に明るい光を取り入れ、
風通しをよくすることで、精神保健福祉を「開く」必要があります。

また、目まぐるしく変化する社会情勢や医療福祉制度に対応し、
絶え間ない学びと自己研鑽によって、
自らを「拓く」ことは当事者に対する専門職の責務でもあります。

さらに、誰もが安心して暮らせる市民生活を実現するために、
個人へのアプローチのみならず、実際に行動することにより、
社会全体に対して「啓く」取り組みを実践すべきであると考えます。

この全国大会を開催することで、精神保健福祉の諸課題へ仲間とともに粘り強く取り組み、
信頼される専門職として日本社会、日本国民への貢献に寄与したいと考えています。

開催概要より抜粋